【もしイタ】稽古場日記6

稽古場日記6

今朝、私 ハバデラは焦っていた。遅刻しそうだったからだ。少々、睡眠を楽しみすぎた。

しかし、稽古場に着くと まだメンバーは部屋に入れず、それぞれ楽しそうに談笑していた。遅刻しそうで遅刻しない、稽古場ではみんなが笑って待っている。いつものことだ。愉快で暖かなもしイタメンバーとの1日は、こうやって始まる。

まず、いつものように柔軟筋トレ(この時間が1週間の内で最も辛い)発声の後、自己紹介をした。新しいメンバーをお迎えしたのだ。

3年の橋本が「春から文学部に……」となぜか自分の進路を告白しだしたのを皮切りに、3年生がみんな自分の進路を付け足し始めた。愉快である。私も言った、「春から文学部に……」

 

今日も全体での動きをメインに練習した。そろそろ各々の動きが板につき始めている。

それでも、改善点や課題はまだまだたくさんある。終わりやゴールがない、というのが演劇の1つの醍醐味であるのだと思う。

本番までにどれだけ今より更に進化するだろうか。高校生のエネルギーはすごい。楽しみでならない。

 

実は稽古のない平日 、主要キャラクターで集まり、会話シーンの練習をしていた。
今日は初めて、その成果をみんなにお披露目した。自分たちだけでは分からない、客観的な意見をたくさんもらい、とても実りがあったのではないかと思う。みんな ダメを出すだけでなく、こうしたらどうだろう、と新たに提案をしてくれて、建設的な現場だなと感心した。

ところで、とある重要なシーン(全部大事だけど特に)の練習したのだが、そこで私は涙がちょちょぎれそうになった。いや、ちょちょぎれた。代表冨樫美羽の もしイタに対する熱意を 垣間見たような気がした。自分も負けないよう見習おうと決心した。

さて、今日で本番まで残り10日となった。メンバーの士気もこれまで以上に高まることであろう。
というわけで、もしイタ公式Twitterでは今日からメンバーによる カウントダウン動画の投稿が始まっている。1日1動画 、それぞれ可愛くお茶目に爽やかにカウントダウンしてくれているので、劇場にお出でになる皆さんも ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。観劇が更に楽しくなること間違いなしだ。

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schoolactor@gmail.com(「もしイタ」制作部)