2023年11月11日(土)、札幌演劇シーズン2024のラインナップが発表されました。
札幌演劇シーズンは以前より「演劇フェスティバルとしてさらに一段階成長するため、札幌演劇シーズンは2024年度から年一回、規模を拡大」するとしてお知らせを出していました。
今回のラインナップ発表は、新しい開催形式になってから最初の演劇シーズンとなります。参加作品数は、過去最大の9作品です。
過去最大の9作品がラインナップ
- 札幌ハムプロジェクト「カラクリヌード」
- 札幌座「西線11条のアリア」
- 劇団fireworks「沙羅双樹の花の色」
- パスプア「きをみずもりをみる」
- さっぽろ人形浄瑠璃あしり座「二人三番叟」「伊達娘恋緋鹿子 火の見櫓の段」「釣女」
- 演劇家族スイートホーム「わだちを踏むように」
- のと☆えれき「葉桜とセレナーデ」
- 【KIDS PROGRAM】 シアターZOOプロデュース 劇のたまご「アラジンと魔法のランプ」
- 【ProgramDirector’s Choice】 道外からの招聘作品を予定。
札幌ハムプロジェクトや札幌座などの演劇シーズン常連劇団のほか、パスプアや演劇家族スイートホームなどシーズン初参加団体も選出されています。さらに、人形浄瑠璃の団体・あしり座も要注目です。
新しい試みとして、「ProgramDirector’s Choice」という企画もスタートします。プログラムディレクター(2024は斎藤歩)がいま観てほしい作品として選出。2024年は道外からの招聘とのことですが、プログラムディレクターの意向が色濃く表れる一本として期待が高まります。
シーズン開催期間
9作品が上演される札幌演劇シーズン2024。開催期間も過去最長の7月13日(土)〜8月31日(土)の7週間(50日間)であることが発表されています。
各作品の上演期間は未発表です。例年の演劇シーズンは1週ごとに1作品上演されていましたが、今回は7週で9作品となりますので、作品ごとの上演期間が重なる期間も出てくることが予想されます。
「新たなステージ」として生まれ変わる札幌演劇シーズン。続報が楽しみです。