弦巻楽団 × 北海道大学 CoSTEP「私たちが機械だった頃」

タイトル弦巻楽団 × 北海道大学 CoSTEP「私たちが機械だった頃」
劇 団弦巻楽団 × 北海道大学 CoSTEP
会 場扇谷記念スタジオ シアターZOO
日 時2019年
7月13日(土)
14:00/18:00

(2ステージ)

※ともに開演時間。開場は開演の30分前。

概 要サイエンスコミュニケーションについて研究する北海道大学CoSTEPでは、これまでも最新技術をいかに私たちに伝えるかの試みとして「演劇」を用い、裁判劇や討論劇を導入して来ました。それを今回、より本格的な形で、プロの劇団による上演だとどのような結果が出るかをテーマに、コラボレーションを発案。テンポの良い会話劇で幅広い観客層に支持される弦巻楽団との協働がここで実現しました。
今作のテーマは、体に埋め込むことで24時間365日、生体情報を集めて健康管理を行うことを可能にする技術です。ここ数年でウェアラブル端末などを用いて、日々の活動の「ログ」を集めていることは日常のことになってきました。技術による肉体の進化、治療、あるいは改良、改造は私たちの何を変えるのでしょうか。
こちらをテーマにCoSTEPがこれまで実践して来た「討論劇」を、弦巻啓太による書き下ろし脚本で観客との討論空間を作り上げます。
出演は弦巻楽団の舞台を支えてきた、実力ある俳優が結集。池江蘭、岩杉夏、袖山このみ、塚本奈緒美、村上義典の5名で濃密なドラマを描きます。

【あらすじ】
1000日だけ、ほんの少し先の未来。日本。
人々の健康管理のために開発された「ノーティティア」。それはナノサイズの機械を身体に埋め込むことで、自分の健康状態を管理し、より充実した生活を送ろうという新技術だった。身体に埋め込むことで肉体のみならず、精神の状態までも感知し、問題点や改善点を知らせてくれる「ノーティティア」は、誰もが喜ぶ新技術のはずだった。
「ノーティティア」を自分たちの暮らしに導入するか否か、話し合う夫婦。ささいな、相手のためを思ってなした決断は、思わぬ波紋を広げていく。

脚本・演出弦巻啓太
出 演池江蘭、岩杉夏、袖山このみ(劇団words of hearts)、塚本奈緒美、村上義典​
チケット前売:一般2500円、学生1500円
当日:一般3000円、学生2000円
(未就学児童入場不可)

Web公式サイト
お問い合わせ弦巻楽団
090-2872-9209
​tsurumakigakudan@yahoo.co.jp
MEMO

※本企画は、2018年度 科学技術社会論・柿内賢信記念賞(実践賞)「演劇の専門家による「対話劇」を用いた「科学技術の社会実装についての熟議の場」の創出」および、科学研究費助成事業「演劇を用いた科学技術コミュニケーション手法の開発と教育効果の評価に関する研究(基盤研究C 19K03105)」(共に研究代表:種村剛)の助成による。