【第一弾】出場5団体紹介①|教文短編演劇祭2018連携企画

 

2018年9月6日発生した北海道胆振東部地震の影響により、公演は中止となりました。


2018年9月8日に開催される「教文短編演劇祭2018」。台本審査で選ばれた4劇団と前年王者・星くずロンリネスが、今年のテーマ「オウ」に関連する短編演劇を上演しあい、その面白さを競います。

この盛り上がりをできるだけ多くの人に知ってもらいたい!ということで、d-SAPは、教文短編演劇祭とタイアップ企画を実施! 今年の短編演劇祭を数倍楽しむことができるように、参加劇団の紹介や、関係者インタビューなどをお届けします。

第一弾となる今回は、道外からの刺客、空宙空地と笑の内閣のご紹介です!

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空宙空地

最初にご紹介するのは、空宙空地。関戸哲也(作・演出・俳優)とおぐりまさこ(代表・プロデューサー・俳優)の二人による名古屋拠点の演劇ユニットです。「笑っちゃうほど滑稽で、泣いちゃうぐらい 愛おしい。」をキャッチコピーとして、共感性の高いジェットコースターヒューマンコメディを軸に、全国各地で上演を重ねています。

二人は元々違う団体に所属していましたが、おぐりさんが関戸さんに作品を依頼したことがきっかけに、短編集の企画上演を開始。お互いの魅力に惹かれ、おぐりさんが当初、個人ユニットとして立ち上げた「空宙空地」は二人体制になりました。

教文短編演劇祭は初参加です。

「ふたり、目玉焼き、その他のささいな日常」

作品あらすじ

女は聞く。「こんなことしか憶えてないの?」男は答える。「二人の思い出、色々あったよね」。それでも彼が思い出せるのは、日常の中の他愛ない口げんかばかり。二人の間に次々と積まれていく、ささいな思い出。その中でやがて、意外な事実が見えてくる…「笑っちゃうほど滑稽で、泣いちゃうぐらい いとおしい」ヒューマンコメディ。

何気ない日常がいとおしくなるような物語と、くだらなくも精密な二人のやりとりが魅力の「ふたり、目玉焼き、その他のささいな日常」。客席で普通に笑って観ていたはずが、いつの間にか違う感情が溢れてくる。そんな素敵な舞台があなたを待っています。

脚本・演出の関戸さん曰く、この作品の着想は、「走馬灯の様に想い出が駆け巡る時、どうでも良いような想い出しかなかったらどうなるんだろう」という疑問。

大したことでもない出来事からも愛おしいドラマが作れないかと思い、生まれた作品です。

関戸さん、おぐりさんよりメッセージ

北の大地の、まだ見ぬ作品・お客さまに出会いたく、空宙空地のことも知っていただきたく、挑戦を決意しました。

念願のフェスティバルでの上演なので、是が非でも、楽しんでいただけるよう仕上げていきます!ぜひ、生で空宙空地を体感してください!


参考
空宙空地公式サイト

笑の内閣

最後に紹介するのは京都を拠点に活動する「笑の内閣」。劇団名に「笑」とあるように、コメディを得意とする劇団です。

旗揚げは2005年。元は芝居中にプロレスをする「プロレス芝居」なるものをしていましたが、現在は時事ネタコメディを中心に上演しています。作演出の高間さん曰く、理由は「プロレスが上手くなり過ぎて怖くなったから」(!?)

代表の高間さんが日高の出身ということもあり、北海道でも積極的に公演していたため、知っている人も多いはず。教文短編演劇祭は初参加となります。

「君の名は」

作品あらすじ

飛騨に住む女子高生、三葉はなにもない田舎で鬱屈した日々を送っていた。こんな田舎ではなく王家にでも生まれれば楽しい生活になるのにと思いながら過ごしていたある日、三葉は我が国の象徴である高貴なお方と入れ替わってしまう。

「女子高生と天皇陛下が入れ替わる」。笑の内閣らしい斬新なこのあらすじだけで期待度が高まります。

作品が生まれたのは2016年。その年大流行した映画「君の名は」のアクセントを言い間違えたところから思いついたそうです。「君」の名…ということですね…!

高間響さんよりメッセージ
昨年、「200人来なかったら札幌公演撤退」と公約しましたが、達成しなかったのでまた札幌に来るには向こうから請われるしかないとなったところに、ちょうどテーマが「オウ」だったため応募してみました。「尊王の心」だけは誰にも負けません。

過去5回している北海道凱旋公演を復活させるには、もっともっと請われるしかありません。ぜひたくさん来て、優勝させて下さい。そう簡単にこれませんよ。


参考
笑の内閣公式サイト


道外から2団体も出場する今回、ますます盛り上がりそうです!個性豊かで色とりどりの短編演劇をご覧いただけるはずです。

前売り券はすべて完売してしまいましたが、当日券もございます。例年とは一味違う「教文短編演劇祭」。今から楽しみで待ちきれません…!


参考
教文短編演劇祭2018 公式サイト札幌市教育文化会館

お問い合わせ

札幌市教育文化会館事業課(第二・第四月曜休)
〒060-0001 札幌市中央区北1条西13丁目

TEL:011-271-5822
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