タイトル | 札幌文化芸術劇場 hitaru オープニングシリーズ事業「ゴドーを待ちながら」 |
会 場 | 札幌文化芸術劇場hitaru クリエイティブスタジオ |
日 時 | 2018年 12月17日(月)19:00 12月18日(火)19:00 12月19日(水)13:00/19:00 12月20日(木)19:00 12月21日(金)19:00 12月22日(土)14:00 12月23日(日)14:00 12月24日(月)14:00 12月25日(火)14:00 |
概 要 | アイルランド出身の劇作家、サミュエル・ベケットが執筆したこの戯曲は、1953年の初演以来、世界中の演劇人に大きな影響を与えてきました。「ゴドー」は世界中で、勿論日本においても現代演劇の世界遺産的作品として知られ、上演が繰り返されています。「ゴドー」をヒントに創作された翻案・脚色・潤色も数限りなく、第二次世界大戦という人類最大の殺戮が行われた直後のヨーロッパで創作されたこの作品が、その後、世界各地の戦争や大災害が起こった場所や、劇場でも繰り返し上演されてきました。北海道の網走刑務所では串田和美さんの演出で緒方拳さんが出演した「ゴドー」が2000年に上映されています。「ゴドー」という救世主をひたすら待ち続けるこの滑稽な作品が、長い景気低迷や未曽有の大災害に繰り返し見舞われ、閉塞感が漂い、救世主をイメージすることも難しい現代日本を生きる私たちに何を問いかけるのか。
今回のゴドーは、札幌文化芸術劇場 hitaruのオープニングシリーズとしてクリエイティブスタジオで公演します。新しい劇場の創造スタジオに、かつての寺山修司作品には欠かせない存在であり、2016年には野村萬斎演出による「マクベス」でも札幌の舞台に立った特権的な身体性を誇る二人の怪優、福士惠二と高田恵篤を東京から招き、新しい劇場を斬新なデザインで飾る舞台美術は、札幌出身で今や日本を代表する舞台美術家・島次郎、そして照明家の大野道乃を東京から招きます。 斎藤歩と納谷真大、札幌を代表するベテラン俳優が出演し、ブレヒト、チェホーイ、イヨネスコなど、数々の世界的な名作の演出で「東京の演劇人は札幌へ演劇を見に行くべきだ」と言わせ、海外でも評価の高い斎藤歩の演出で、ノーベル文学賞作家ベケットの不朽の名作を創造都市札幌から、世界へと発信します。 |
原 作 | “EN ATTENDANT GODOT” by Samuel BECKETT |
翻 訳 | 安堂信也、高橋康也 |
演 出 | 斎藤歩(札幌座) |
出 演 | 斎藤歩(札幌座)、納谷真大(イレブンナイン)、福士惠二、高田恵篤(演劇実験室◉万有引力)、鶴田茉夕(劇団ひまわり) |
チケット | 前売・当日共通/全席自由・税込
一般:4,000円 一般発売 2018年10月13日(土)10:00から
※ご購入方法により手数料がかかる場合がございます。 |
Web | 公式サイト |
お問い合わせ | 公益財団法人北海道演劇財団 Tel. 011-520-0710(10:00~17:00) 札幌市民交流プラザ 劇場事業課 |