作家・野沢尚が遺した「メディアの光と闇」を描く衝撃の問題作、初舞台化!
本作は、2002年に発表された小説、およびこれを原作として2004年にテレビ朝日系列で放送され、大きな議論を巻き起こしたテレビドラマです。
報道被害、フェイクニュース、炎上文化といったキーワードが日常化した現代社会では、情報が人を追い詰め、あるいは虚像が人を救うという逆説が浮き彫りになっています。SNSの隆盛により情報伝達が加速した今、作品が描くメディアの光と闇は、より一層鋭く私たちを射抜きます。
スクリーンでもタイムラインでもない、生身の人間が立つ「劇場」に、ぜひ足をお運びください。
ストーリー
女子高生・古谷めい子が、ビジネスホテルで突如として命を絶った。
その前日、首都テレビの人気ニュース番組にて、彼女は少女売春の元締めとして告発されたばかりだった。この特集を手掛けたニュースキャスター・長坂文雄は、世間の激しい非難にさらされ、謹慎処分に追い込まれる。
一方、ライバル局の東洋テレビは、めい子の恋人と名乗る八尋樹一郎に独占インタビューを敢行。
「彼女は無実です。めい子を返して下さい。」
涙を浮かべ、彼女を必死に守ろうと訴えるその姿は、一夜にして彼を「カリスマ青年」へと変貌させた……。
日時
2025年11月13日(木)〜16日(日)
11月13日(木) 19:00
11月14日(金) 14:00/19:00
11月15日(土) 14:00/19:00
11月16日(日) 14:00
※全6ステージ。
※開場時間は、各開演時間の30分前。
※上演時間は約120分を予定。
原作
野沢尚
脚本・演出
弦巻啓太
出演
深浦佑太(ディリバレー・ダイバーズ)
戸澤亮
濱道俊介(大人の事情協議会)
遠藤洋平(ヒュー妄)
中禰颯十
岩波岳洋
吉村佳介
三沢さゆり
秋山航也
石田琉衣
橋本快斗
相馬日奈(弦巻楽団)
木村愛香音(弦巻楽団)
阿部邦彦(弦巻楽団)
イノッチ(弦巻楽団)
柳田裕美(弦巻楽団)
髙野茜(弦巻楽団)
古川悠(弦巻楽団)
スタッフ
舞台美術:高村由紀子
照明:山本雄飛(劇団・木製ボイジャー14号)
音響:山口愛由美
衣裳:相馬日奈(弦巻楽団)
宣伝美術:勝山修平(彗星マジック)
制作:佐久間泉真(弦巻楽団)
主催:一般社団法人劇団弦巻楽団
後援:札幌市、札幌市教育委員会
協力:さっぽろアートステージ2025実行委員会、札幌劇場連絡会
助成:芸術文化振興基金
チケット
一般 4,000円
25歳以下 2,500円
高校生以下 1,000円
ペアチケット 6,000円
※税込。日時指定。
※当日券は+500円(ペアチケットは前売のみの取り扱い)。
※未就学児の入場不可。
※25歳以下、高校生以下チケットは当日受付にて身分証をご提示ください。
※ペアチケットは1枚で2名様が入場できるチケットです。ご利用の際は、2名同時に受付・入場していただく必要があります。別々での入場はできませんのであらかじめご了承ください。
▶チケットのご購入
・チケットぴあ(Pコード:537-212)
・ローソンチケット(Lコード:12123)
・セコマチケット(セコマコード:D25111305)
・道新プレイガイド
・市民交流プラザチケットセンター
▶インターネット予約(当日精算)
https://r7ticket.jp/toridenakimono
お問い合わせ
一般社団法人劇団弦巻楽団
info@tsurumaki-gakudan.com(制作:佐久間)