1927年5月9日、早朝。室蘭の港。海鳴りが聞こえる中、栗林五朔の妻・加寿子が一人、海を見ている。栗林商会の創業者・栗林五朔の右腕だった中沢宗治郎が、五朔の東京での告別式を終えて来る。二人は、五朔が室蘭で「酒屋」を始めた頃の話を懐かしく振り返る。
一軒の酒屋から始まり、北の海運王と呼ばれるまでになった栗林五朔と栗林商会の物語。
市立小樽美術館特別展「絵画で見る炭鉄港3人展」の会場の中で、開催する朗読劇。
炭鉄港とは、北海道の近代化を支えた三都(空知・室蘭・小樽)を結ぶ名称です。
日時
11月17日(日) 13:30(上演時間およそ100分)
脚本
柳井祥緒
演出
庭山貴行・池野貴章
出演
堀きよ美、高山和也、杉岡龍之介、松本直人、ひらりん、小倉昭一郎、村田博、平井克彦、東藤遊、伊藤朱里
スタッフ
音楽:留美
チケット
展覧会観覧チケットで朗読公演をご鑑賞いただけます。
【一般】600円
【高校生・市内高齢者】300円
【中学生以下】無料
お問い合わせ
市立小樽美術館 0134-34-0035