当公演は完売しました。
白石加代子が「恐怖」をテーマに日本文学作品を朗読形態で綴る「百物語」。
2014年にシリーズ99作品を語り終えたものの再演希望が多く今日までアンコール公演を続けてきた。
「たった一人のエンターテインメント」とニューヨークでも絶賛された白石のライフワークもいよいよ今回が最終回。
1992年から続けてきたシリーズの終幕に相応しい2作品を是非ご堪能ください。
阿刀田高「干魚と漏電」
越してきた家の電気代が高すぎることを不審に思った女が、集金の男に不満を告げ原因を突き止めようとする。
漏電を予感させるコードの先にあったものとは…
幾重にも張られた伏線が秀逸な本作は「ししゃもと未亡人」というタイトルで過去にドラマ化もされている。
そこはかとなく漂う気味の悪さと驚きの結末が白石の声色で一層際立つ名作。
高橋克彦「遠い記憶」
幼少時に暮らした盛岡へと取材旅行へ来た物書きの男。立ち寄った店で出会った女性と街を歩くうちに、失われていた記憶が徐々に甦る。偶然だと思っていた彼女との出会いが実は…
本作収録の短編集『緋い記憶』で直木賞を受賞した高橋克彦の傑作ホラー。
日時
2024年11月11日(月)
19:00開演(18:00開場)完売しました
※上演時間:2時間15分(休憩20分含む)予定
脚本
原作:阿刀田高「干魚と漏電」、高橋克彦「遠い記憶」
構成・演出
鴨下信一
出演
白石加代子
スタッフ
照明:阿部康子
音響:清水麻理子
衣裳:江幡洋子、池田洋子
ヘアー:笹部純・松元未絵
演出助手:平井由紀
舞台監督:綱倉直樹
制作:滝北典子
宣伝美術:LUCKY ANIMAL MUSIC
協力:一般社団法人舞台芸術共同企画、株式会社スタジオオーデュボン
プロデューサー:笹部博司
企画・製作:メジャーリーグ
主催:北海道新聞社、北海道文化放送株式会社、一般社団法人舞台芸術共同企画、株式会社コープ・アイ
お問い合わせ
舞台芸術共同企画 TEL:011-596-7511(土日祝を除く10:00〜17:00)