大阪インディペンデントシアターを拠点に、2001年から毎年11月に開催している 「最強の一人芝居フェス=INDEPENDENT」 俳優と作演出家によるユニットが、多くの作品を世に送り出しています。 2012年からは、地域版を継続開催。 今年は札幌公演を8月3日(土)、4日(日)に行います。 それに先がけまして、予選会を3月10日(日)、11日(月)に行います。【出演者情報】 Aブロック ※順不同 3/10(日)17:00〜 「Mr.ドーナッツおばさん」 出演・脚本:岡今日子(yhs) 演出:八十嶋悠介(マイペース) あらすじ 私は、ドーナッツが好きです。 ドーナッツ片手に、休憩中の女性。 いつものお砂糖ついたやつをかじりながら、 今は離れて暮らす大好きな恋人の話を楽しげに語る彼女。 彼はブータンでコメディアンになるって出て行ったきり帰ってこない。 売れたら迎えに来るって言ってる。いつか、きっと、絶対。 彼待つ彼女の、嘘と、恋と、後悔の話。 ドーナッツだけど甘さゼロ。 「一瞬の夏」 出演・脚本・演出:深澤雅一 あらすじ ラジオパーソナリティが突然の"病い"に たった1日の"一瞬"が生きることを 教えてくれます・・・ 「Loveletter from 1925」 出演:本保、みなみ(演劇集合体マキニウムE) 脚本・演出:阿部冴香(演劇集合体マキニウムE) あらすじ 時は大正14年。まだ日本では自由恋愛が主流でなかった時代。 行商から、豆腐を買いに来た一人の女学生。 昔馴染みのおじちゃんと、 楽しく話を弾ませながら、刻々と時間は過ぎてゆく。 けれど、なぜか普段のような会話ができない。 いつもと違うたどたどしさを感じながら、彼女はもうすぐここを発つ。 一人の少女が女性になる、そんな瞬間のお話し。 「山とじーちゃんと僕の話」 出演:桐原直幸(二度寝で死にたいズ) 脚本:米沢春花(劇団fireworks) 演出:夏目大介(二度寝で死にたいズ) あらすじ 僕のおじーちゃんは、昔登山家でした。 僕にアルバムを見せながら、山の話をしてくれました。 でも、一つだけ話してくれない写真がありました。 僕が、大きくなって社会人になったとき、その写真を 見ながらおじーちゃんは、ぽつりぽつりと話始めました。
Bブロック ※順不同 3/11(月)19:30〜 「Angel」 出演・脚本・演出:堀内まゆみ あらすじ そこにはいない「子ども」。 その子が本当にそこにいたのか、 それとも想像上の子供なのかはっきりとさせることは それほど問題ではない。 その子について考えることは、 自分自身について考えること。 自分自身について考えることは、一番大切なこと。 「終幕のコメディアン」 出演:メイケ祥子 脚本・演出:小佐部明広(プロト・パスプア/クラアク芸術堂) あらすじ コメディアンに憧れたことあります? なんだって笑いに変えられる。 私は人一倍コメディアンに憧れてました。 人を笑わせたかったし、自分も笑いたかった。 なのに、ああ、どうしてこんなことを……。 もし時間を戻せるなら殺す前に戻って…… なーんてこれっぽっちも思いません。 時間が戻ったらもう一度殺しにいきます。 ひとつも後悔はありません。 コメディアンらしくひとつ作り話でもしましょうか。 ――そして、コメディアンは語り出す。 「教室に響く声はただ一つ」 出演:坂本優美花(劇団ひまわり札幌) 脚本・演出:平田咲彩(劇団ひまわり札幌) あらすじ 高校2年生。愛想笑いの得意な少女は心に傷を抱えた立て籠り犯。 もう傷つきたくない彼女は自分を偽って生きてた。 「私はあの時魔法が使えたの」 その言葉が彼女の世界をくるっと変えた。 悩み、恋愛、どうしようもない怒り、友達、勉強、心、自分・・・。 授業開始のチャイム。彼女は一体何を考えるの
また、今回の予選会では、3月23日〜3月24日コンカリーニョで公演を控えた彗星マジックが大阪から来札。INDEPENDENT:SPR14で札幌招聘、全国ツアーにも参加した「シロとクロ」を両日ともに予選後にエキシビジョンとしておおくりします。 「シロとクロ」 出演:米山真理(彗星マジック) 脚本・演出:勝山修平(彗星マジック) あらすじ シロとクロはずっといっしょの時間を過ごしてきました。 朝の散歩、夕暮れの散歩、夢の中。 春は堤防に咲く桜を眺めながら、夏は川の中を、 秋は田畑を焼く煙を抜けて、冬は雪の上を駆け回り…。 全篇を音楽のテンポに乗せて紡ぎ出される、いつまでも続く筈の時間と、 いつか必ず終わってしまう時間を共に過ごした、1人と1匹の感動の物語。 |