札幌の舞台美術の課題と未来・教文でセミナー開催

多くの舞台芸術の場合、劇場に入り最初に目にするのは舞台美術です。作品の世界観に引き込むために、優れた舞台美術は大きな演出効果をもたらします。

演劇を観て舞台美術に興味を持った方も少なくはないはず。しかし、舞台美術に関して深く考え、学ぶ機会はそう多くはありません。

そんな中、10月に教育文化会館主催の「舞台美術セミナー」が開催されますので、紹介します。

地域の舞台美術を考える

本セミナーは、教育文化会館と札幌にある3つのオペラ団体が共催する「さっぽろオペラ祭2017」の一環として開催されます。

10月8日(日)と9日(月祝)の2日間に渡って開催され、1日目は札幌の舞台美術の現状と課題について、2日目は全国の舞台美術、そして将来の舞台美術の在り方をテーマに進められます。

講師は、日本を代表する舞台美術家のひとり、堀尾幸男氏。手がけた主な作品に、NODA・MAP『THE BEE』『エッグ』、三谷幸喜演出『決闘、高田馬場』、スーパー歌舞伎『ワンピース』などがあります。

ゲストに、市民交流プラザ舞台美術技術担当部長を務めている伊藤久幸氏をお招きし、札幌と他の地域の舞台美術の違いを深く掘り下げていきます。

 

概 要

タイトルさっぽろオペラ祭2017
~地域の舞台美術を考える~教文舞台美術セミナー
日 時10月8日(日)14:00~17:00
10月9日(月)14:00~17:00
※受付は13:30開始
会 場札幌市教育文化会館 研修室403
入場料【一般】1500円
【学生】1000円
※2日間の料金。1日参加の場合も同額。
web公式サイト
チケット電話(011-271-5822)
定員:30名

 

貴重な機会ですので、舞台美術家はもちろん、演劇人や舞台美術に興味のある方のご参加をお待ちしております。

お問い合わせ

電話:011-271-5822(教育文化会館)