演劇部の「リアル」に迫っていく企画「演劇部◯◯説」。
今回のお題は「演劇部 部内恋愛ダメ、ゼッタイ 説」です。
筆者が中学生のときに所属していた演劇部では、部内恋愛は禁止されていましたが、実際のところ演劇部の恋愛事情はどうなっているのでしょうか。
演劇部 個性的な人が集まる 説 演劇部 実は演劇観るのそんなに好きじゃない 説
真相に迫るため、札幌の現役演劇部員に協力※していただき、調査しました。
※札幌市内の演劇部員(中学生・高校生)にアンケートを実施。5校 40人にご協力いただきました。
演劇部内恋愛をしたことあるor見たことある?
なんと70%を超える演劇部員が、部内恋愛を体験・目撃しているようです。他校の演劇部員との恋愛は、ワークショップや大会で知り合ってそのまま付き合うというケースも多いみたいです。
毎日のように稽古で会い、切磋琢磨しながら一つの舞台を共につくることで、その距離は一気に縮まります。
演劇部内恋愛について、どう思いますか?
多くの方が、活動に支障さえ出なければ容認しているようです。
問題があると回答された方によると、稽古中に二人だけの世界に入ってしまったり、周りが気をつかってしまったり、などが問題点としてあげられるとのこと。
確かに、スムーズに稽古を進めるためには、プライベートな恋愛関係に配慮しなくてはならなくなると問題があるかもしれませんね。
顧問にきいてみた
では、顧問の先生は演劇部内恋愛についてどう考えているのでしょうか。普段部員の皆さんはきけないことを思い切ってきいてみました!
実際に演劇部の顧問をつとめる先生に、ご協力いただきました。
ふむ。…とても大人な意見をいただきました。ありがとうございました。
顧問の先生のおっしゃる通り、そもそも恋愛を規制するということ自体無意味なこと、むしろその思いを表現に生かすべきなのですね。
シェイクスピアも「恋は盲目」と自身の脚本で書いてある通り、恋に落ちれば周りが見えづらくなってしまい、様々な問題の原因となってしまう。特に中高生のうちは恋したい!でも演劇もしたい!!
そんな悩める演劇部員も、この先生の言葉に励まされたのではないでしょうか。
まとめ
今回の「演劇部 部内恋愛ダメ、ゼッタイ 説」、見事に立証されませんでした。みなさん部内恋愛について寛容なのですね!羨ましい!
しかし、やはり創作活動に支障をきたすほどラブラブしてしまうのは良くありません。節度を守って、正しい恋愛ができたら良いですね。
ご協力いただいた演劇部員のみなさん、顧問の先生、誠にありがとうございました!
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