おはようございます、佐久間です。今回は高校演劇部の公演を紹介させていただきます。
彼らは新篠津高等養護学校演劇部。今年度の高校演劇全道大会で優秀賞を獲得しました。
新篠津高等養護学校
北海道新篠津村に位置する高等養護学校です。特別支援教育を受ける生徒が集まって、学校教育目標である「豊かな心と つよい体をもって たくましく自立する生徒を育てる」をテーマに、毎日勉強に部活とで汗を流しています。
卒業後にすぐに活躍できるように、社会に出るために必要な実践的な技術を学べるのも、この学校の特徴です。
クリーニング科や生活園芸科など、多様な学科があり、生徒は切磋琢磨しながら、日々努力を重ねています。
演劇部の快挙
今年度の全道高校演劇発表大会に、特別支援学校高等部の演劇部として初めて出場し、優秀賞を受賞しました。
演目は、宮沢賢治の「どんぐりと山猫」をモチーフにした顧問創作脚本「どんぐりの学校」。養護学校ならではのメッセージを身体を張って表現した舞台に、多くの観客が感動し、また衝撃があったと思います。僕は全市大会の舞台を観させていただきましたが、彼らの情熱とそのメッセージに胸を打たれました。
そのまっすぐで熱い舞台が評価され、3月18日〜20日に岐阜県大垣市にて行われる春季全国大会高等学校演劇研究大会(春フェス2017)に出場決定、さらにその記念公演を札幌で上演します。
ぜひ、多くの方々に観ていただきたいと思います。自信を持って、おすすめします。
公演詳細
タイトル | 北海道新篠津高等養護学校 演劇部 「どんぐりの学校」 |
会 場 | PORTOホール |
日 時 | 3月11日(土)13:00/16:00 ※開場は開演の30分前。 |
概 要 | 自分の障害を受け入れられない林が転校生高田との出会いを通じて成長していく様子を宮沢賢治の世界が包み込む。養護学校の生徒たちが個性豊かに明るく、ありのままの姿を表現する舞台。全道大会で優秀賞を獲得した話題作を、札幌で記念公演! |
脚 本 | 山田勇気(新篠津高等養護学校 教員) |
出 演 | 小倉いるも、岩崎 舜、関口真優、砂川璃果、鍋島彗吾、舟木美玖、工藤香菜恵、加藤政人、鈴木沙耶、佐藤佑花 |
チケット | 無料 |
どうか、観てください。演劇の可能性、彼らの可能性、人間の愚かさ、真実が明らかにされる舞台です。
お問い合わせ
0126-58-3280(新篠津高等養護学校演劇部顧問 山田勇気)