【遊戯祭17】最新情報−2

2017年1月1日に最新情報が公開されたばかりの遊戯祭17ですが、本日新たに各作品の概要が発表されたのでまとめます。

【遊戯祭17】最新情報−1

谷川俊太郎と僕

遊戯祭17のタイトルは「谷川俊太郎と僕」に正式決定しました。教科書にものるほどの国民的詩人に、札幌の若手脚本家・演出家はどう挑むのか必見です。

チームごとに1つずつ谷川作品を設定し、それをモチーフとして創作していきます。前回のテーマだった「忌野清志郎」や前々回の「手塚治虫」とは違い存命の作家であるため、創作者は責任と緊張感もあるのではないでしょうか。

注目の作品の概要です。

タイトル平木トメ子の秘密のかいかん
演出前田透(劇団・木製ボイジャー14号)
脚本米沢春花(劇団fireworks)
あらすじ優しさって、楽しくって、生きたくなって、毎年僕らの町は盆踊り大会を行う。大人達は張り切る。無我夢中で踊り狂う。‬盆踊りは死者への供養のために行われるそうだ。‬僕はそうは思わない。‬‪僕には大人達がなにか隠しているようにみえる。‬‪あの会館にお祭りの後片づけと一緒に隠してる。‬あの秘密のかいかんに。
モチーフ『これが私の優しさです』
日時4月27日(木)20:00
4月29日(土)15:30
4月30日(日)20:00

 

タイトルそれを聴いたとき、
演出畠山由貴(劇団パーソンズ)
脚本白鳥雄介
あらすじこんなに途方にくれたことが、なかったからだ。惰性で進んだ大学院で、真紀はやりたいことも見つけられないまま、就職活動をこなしていた。もう一人の私が毎日聞いてくる「それでいいの?」インターネットに逃げ込む日々の中、真紀はある男の子に出会う。谷川俊太郎の詩が世界を変えた時、真紀に訪れる、ハートフルトリップ。
モチーフ『春に』
日時4月28日(金)20:00
4月29日(土)20:00
4月30日(日)11:00

 

タイトル20m2の胞
演出むらかみなお(デンコラ)
脚本徳永萌(デンコラ)
あらすじわたしたちは、同胞を欲しがる。わたしは小さな部屋の中で、眠り起きそして、あの子の醜悪さを思う。すぐ下の部屋では誰かが、眠り起きそして、自らのシチューを拵える。部屋は胞。胞の数だけ思惑があり、それは理解に及ばない。それでもまったく確かなことは、わたしたちは孤独のままでは生きていけないということ。
モチーフ『二十億光年の孤独』
日時4月29日(土)11:00
4月30日(土)15:30
5月1日(月)20:00

公演はすべてコンカリーニョにて。なお、同じ琴似に位置する劇場ことにパトスではお楽しみ企画も用意されているそう。

情報が公開されるたびにわくわくしてきます。今のうちに谷川俊太郎作品を予習してみるのはいかがですか。

お問い合わせ

メールアドレス:yugisaiyugisai@gmail.com

2 COMMENTS

加納絵里香

はじめまして。
遊戯祭実行委員会の加納です!
記事を作成していただきありがとうございます。
楽しみにしていただけて嬉しいです。
どんどん情報公開していきますので、今後もよろしくお願いいたします。

アバター画像d-SAP

コメントありがとうございます。
何か掲載希望の情報がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
遊戯祭が今年もすてきなものになりますように!
今後ともよろしくお願いします。

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