宮部みゆき「小袖の手」
宮部みゆきさんは、舞台を見終わって、「この作品はわたしが書いたものなのに、その後一体どうなるのかとハラハラドキドキしながら、見てしまいました」とコメントなさっていた。
娘が古着を格安で買い求めてくる。母親はいきなり、その古着をバラバラにする。いぶかしがる娘に母親は、着物に取り付かれた男の話をする。一皿目は、宮部みゆきの恐怖とユーモアとが絶妙に味付けされた人情怪談をご賞味ください。
朱川湊人「栞の恋」
「花まんま」で直木賞を受賞した朱川湊人の受賞第一作として、「かたみ歌」という七つの短編からなる作品集が発表された。「栞の恋」はその中の一本である。テレビで「世にも奇妙な物語」という形でドラマ化された。
一冊の本に挟まれた栞がとりもつ不思議で切ない恋物語。
お互いの顔も知らぬまま想いだけが募る淡く切ない恋の行方は…
この怪談は、一つの栞が昭和40年と19年前を行ったり来たりするところにあります。
白石加代子の現在から、純情な二十歳の乙女へと思い出の時間に入って行き、不思議な恋の時間を生きる。笑って、泣けて、特上の美味な話である
日時
【札幌公演】
11月22日(火) 18:00開場 19:00開演
ほか道内公演2箇所あり。
【音更公演】
音更町文化センター 11月24日(木)19:00
NPO音更町文化事業協会 0155-31-5215
【七飯公演】
七飯町文化センター 11月26日(土)17:00
七飯町文化センター 0138-66-2068
脚本
宮部みゆき「小袖の手」、朱川湊人「栞の恋」
構成・演出
鴨下信一
出演
白石加代子
チケット
前売 1枚 6,500円、2枚6,300円×2、3枚以上6,000円×枚数
当日 6,500円
・道新プレイガイド 電話0570-00-3871
・札幌市民交流プラザチケットセンター
・ローソンチケット
・チケットぴあ
・イープラス
チケットページ
お問い合わせ
舞台芸術共同企画 011-596-7511