演劇に狂う20代が作るちょっと不思議な鍋パーティ|さまてまぴ『同じ穴の、同じ釜野飯男』

2022年3月19日~21日、20代の演劇人が中心となって作られる新しい作品がレッドベリースタジオにて上演されます。

彼らの名前は「さまてまぴ」。作品のタイトルは『同じ穴の、同じ釜野飯男』。なんだか声に出したくなる不思議な響きです。

作品のテーマは、鍋パーティー。学生時代から友だちだった4人組が久しぶりに集まります。

鍋パーティー。
年に何度か(注:冬季期間平均7回)鍋パーティー。
友だちともちより(注:もちより=各々が食事や飲料を持ってくること)鍋パ(注:パ=パーティーの意)。
あんな、この前(2022年3月14日)きょうちゃん(注:飯野くん(注:ボクや)の友だち)とな、喋っとっての(注:喋っていて)、もうあったたかあく(注:暖かく)なってきとるけ(注:きているから)、3月やし(注:だし)、もう鍋は最後かあ(春季に入るため)?なんて話しててん(注:話していました)。
ですけいえんね(注:ですから)、残念なんやけろ(注:残念だけど)、鍋パ(注:パ=パーティーの意)は今日で最後やぎ(注:最後です)。
ラス鍋パ(注:ラスト(最後)の鍋パ(注:パ=パーティー))や。悲しおすな(悲しいですね)。

なんや、泣いとるんか(注:どうしたんですか、泣いているんですか)。

クッソ、笑えや。

鍋パに参加する4人を演じるキャストは、「真摯に演劇に向き合い、正しく演劇に狂っている方に声をかけた」と作・演出の松重有紗さん。スタッフ含め、関係者のほとんどが20代前半です。

互いの演技について意見したり、語り合ったり、時にはぶつかったり(?)と、影響しあって作品作りができているとのことです。

会場はレッドベリースタジオ。琴似にある小さな劇場で、おうちのようなかわいい外観の建物です。まるで他人の家の鍋パをこっそり覗きにいくよう。

お得な【500円割引】

チケット料金は通常2,000円ですが、下記のどちらかの条件を満たすことで、500円割引の1,500円で観劇することができます!

①ディ〇ニー割引
ディ〇ニーの
・キャラクターカチューシャ、被り物
・ポップコーンバケット
・イラストが施されている服
いずれかを持参(着用)の上、受付で提示。

②さまてまぴ割引
ご観劇までに #さまてまぴ をつけてSNS投稿。受付で投稿画面を提示。

簡単な方にチャレンジして、お得に演劇を楽しんじゃいましょう!

松重さんからのコメント

作品の魅力・見どころについて、松重さんにうかがいました。

『同じ穴の、同じ釜野飯男』は、鍋パーティを舞台にした会話劇です。私たちと同世代の方は共感できることがたくさんあると思うし、上の世代の方でも「人間関係の難しさ」という点では同じく共感できると思います。

 

コロナの影響で、一同に集まることが避けられています。鍋パーティーなんてその最たるもので、すでに非日常に近いものになっているかもしれません。それを舞台にすることで、見ていて楽しくも悲しくなっていただけるんじゃないかと思います。

 

なかなか劇場に行くことも難しい状況ですが、小さい劇場だからこそ面白い作品を意識して作っているので、もし来られる方はぜひ足をお運びいただければと思います。

 

公演は3月19日(土)~21日(月祝)、全7ステージです。チケットは下のボタンからご予約できます。

 

 

公演情報

さまてまぴ 『同じ穴の、同じ釜野飯男』

お問い合わせ

samatemapi@gmail.com