昨年延期となってしまった、本多劇場主催の「DISTANCE」チームによる配信公演の映像・制作ワークショップ。2021年4月8日に改めて開催されます。
配信公演を行うためのノウハウだけでなく、感染症対策をとった上で劇場公演を行うためのレクチャーなども学ぶことができます。
配信公演のつくり方を、札幌に届けます。
本レクチャーで学べることは、次の5つです。
- コロナ禍において 配信公演を行う意義について
- 配信公演を実施するにあたり 必要な準備について(機材及びシステム・費用・回線環境)
- 配信公演における 注意点について(どのプラットフォームが適切なのか・少ない予算の中で、 どうすれば実現可能なのか)
- コロナ対策を取った上での劇場公演のやり方
- これから公演を実施する団体に向けてのアドバイス
講師
ワタナベカズキ(DISTANCE映像配信チーム チーフ)
高橋戦車(DISTANCE 制作チーフ)
このコロナ禍において、エンタテイメント業界と配信は切り離せない関係性になりました。安全を確保しながら、お客様に作品を届けるための確実な方法だからです。また、昨年9/19から制限解除が為され、舞台から2M以上確保した状態で、劇場客席を100%稼働させる公演も少しずつでてきました。ですが、新型コロナウイルスという目に見えない敵との戦いは先が読めないものでもあり、東京では開幕翌日にカンパニー内で感染が発生、公演中止といったケースもありました。その為に、公演初日に配信・収録を行い、アーカイブ化して万が一の時の収入を確保するという、保険としての「配信が」行われる事例もでてきました。その必要性と多様性は、更に広がっていくと思います。
そこで、 配信公演を行うためにどのような準備が必要なのか。費用面からシステム、機材面など各要素を、DISTANCEチームの映像チーフ・制作チーフが詳しく解説する場を設けることになりました。更に今回は、コロナ禍における劇場公演実施についての具体策も、実体験を元に解説します。演劇を続けていくために、配信公演、コロナ禍での劇場公演のノウハウを札幌の地に届ける。それが今企画の趣旨になります。
DISTANCE制作 高橋戦車
参加したい
2021年4月8日(木)17:00〜20:30
参加は、「対面」と「配信」を選ぶことができます。どちらも参加費は無料です。
「対面」の場合
会場 HTB創世スクエアスタジオ
定員 30名 ※子ども連れの参加は不可
申込 メールにて「DISTANCE 映像・制作ワークショップ」と明記し、①氏名 ②年齢 ③所属団体 ④電話番号を記入し distance@haf.jp にお申込み下さい。
「配信」の場合
こちらのページ より、同時無料配信を視聴することができます。
いまや当たり前になりつつある、配信公演。自宅でも楽しめる作品を届ける、新しい挑戦に興味のある方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
公益財団法人北海道文化財団
TEL:011(272)0501(電話受付 平日9:00~17:30)
Mail:distance@haf.jp
主催:公益財団法人北海道文化財団
後援:北海道
特別協力:HTB北海道テレビ
制作協力:tatt inc.