タイトル | どうなる?日本の文化政策ーあいちトリエンナーレを契機にー |
主 催 | 札幌みらい塾 2019 ACFアートサロン in カナモトホール |
会 場 | カナモトホール [札幌市民ホール] 2F第1会議室(札幌市中央区北1条西1丁目) |
日 時 | 2019年11月26日(火)18時30分開始、20時30分終了予定 |
概 要 | あいちトリエンナーレ2019で行われた1つの企画展『表現の不自由展・その後』以降、表現の自由、そして日本の文化政策がこれからどうなっていくのかに注目が集まっています。 『表現の不自由展・その後』は展示内容について苦情が殺到したため展示を一時中止。その後、検証を経て再開を発表すると、時を同じくして文化庁があいちトリエンナーレに対する補助金を不交付とする発表がされました。 その後、芸術文化振興基金が要綱を改正し出演者の不祥事を理由に「公益性の観点」から不適当として映画『宮本から君へ』への助成金の取り消しを発表。行政も共催している映画祭で、出演者から提訴されている映画『主戦場』の上映について迷走するなど、その波紋は広がり続けています。 あいちトリエンナーレを発端に文化政策にまで広がりだした問題の数々。日本の文化政策はどうなっていくのか。あいちトリエンナーレ2019で生じた問題や現状を改めて整理し、日本の文化政策が今抱えている課題について議論します。 |
ゲスト | ○吉田 隆之 大阪市立大学大学院都市経営研究科准教授。日本文化政策学会理事。文化経済学会<日本>理事。元愛知県職員。あいちトリエンナーレ2010長者町会場の企画事務を県職員として主に担当。研究テーマは、文化政策、アートプロジェクト論。著書に『芸術祭と地域づくり―“祭り”の受容から自発・協働による固有資源化へ』(近刊)、『トリエンナーレはなにをめざすのか―都市型芸術祭の意義と展望』、『文化条例政策とスポーツ政策』(共著)。 ○大澤 寅雄 (株)ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクト室主任研究員、日本文化政策学会理事、NPO法人アートNPOリンク理事、NPO法人STスポット横浜監事、九州大学ソーシャルアートラボ・アドバイザー。2003年文化庁新進芸術家海外留学制度により、アメリカ・シアトル近郊で劇場運営の研修を行う。帰国後、NPO法人STスポット横浜の理事および事務局長を経て現職。共著=『これからのアートマネジメント”ソーシャル・シェア”への道』『文化からの復興 市民と震災といわきアリオスと』『文化政策の現在3 文化政策の展望』『ソーシャルアートラボ 地域と社会をひらく』。 ○長津 結一郎 九州大学大学院芸術工学研究院コミュニケーションデザイン科学部門助教。札幌西高等学校を経て東京藝術大学大学院修了。博士(学術・東京藝術大学)。アーツ・マネジメント、文化政策学、芸術社会学などをベースとし、芸術と社会包摂についての研究について理論と実践の往還を目指している。著書に『舞台の上の障害者:境界から生まれる表現』(九州大学出版会、2018年)ほか。日本文化政策学会理事、日本アートマネジメント学会運営委員。 |
チケット | 一般1,000円 学生・ACF会員・V-net会員 500円 |
Web | 公式サイト |
お問い合わせ | jinkyung.min@icloud.com 閔 鎭京 |