劇団清水企画×劇団コヨーテ「怪物」

タイトル怪物
劇 団劇団清水企画×劇団コヨーテ
会 場モエレ沼公園 ガラスのピラミッド
日 時8/22(木)〜25(日) 毎夕18:30開演
*開場は開演の30分前。
概 要『悪童日記』の著者・アゴタクリストフによる名作戯曲『怪物』を原作に、人の心の恐怖と正義の物語を、原発という病をかりて再構築した清水企画×コヨーテ版『怪物』。

アゴタクリストフが描いた怪物に核の匂いを感じました。
それでこの話を書いた。
とてもよい匂いの花に人々は酔いしれ、それは幻だ、悪の花だと正義が血を流す。
まるでこの国の物語だと、感じたんです。

とある共通の友人の挙式で亀井が清水さんに酔いどれながらアゴタクリストフやりましょう、一緒に、と声かけたんです、アゴタをやるなら清水さんとやるのがいいかな、という亀井の直感ですが、新鮮な座組になりました。きっと皆様も新たな演劇世界を見つけるでしょう。
(脚色・亀井健)

『怪物』とは何なのか?「それは巨大な怪物」らしい。私の中に棲みついて離れない、対峙するのはしんどい、でも、喰われる前に向き合わなくては、それは我々の敵ではなく、我々ではなくて、私の中の怪物と。

亀井くんの言葉は、ごつごつした詩で、いろいろな景色が浮かんでは消える。それは、触れられないものだったりするのだけれど、今回は、それをできるだけ可視化しようと考えている。
それにしても、ガラスのピラミッドは美しい。演出のことを考えながら、そこから夕陽を見ると、ああ、巨大な怪物も太陽よりは小さいのだよな、と、思うのだ。そこに希望はある。
(演出・清水友陽)

原 作アゴタ・クリストフ
脚 色亀井健
演 出清水友陽
チケット一般 3500円
ペア割 6000円
25歳以下 1500円
*前売当日ともに。

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お問い合わせgekidanshimizukikaku@gmail.com