2019年1月11日(金)に、第68回全道高等学校演劇発表大会で最優秀賞を受賞した帯広北高校演劇部が受賞作「放課後談話」を、札幌演劇シーズン特別プログラムとして行う「北海道高校演劇SpecialDay」で上演します。
帯広北高演劇部が北海道高校演劇SpecialDayに参加
「北海道高校演劇SpecialDay」とは、その年度の全道高等学校演劇発表大会で受賞した作品を上演する企画で、2017-冬からスタートしました。
2018年度の大会で最優秀賞を受賞したのは、帯広北高の「放課後談話」。顧問の加藤先生による創作脚本、高校演劇では珍しい男子二人芝居です。
実はこの帯広北高演劇部、部員が3年生3人しかいません。 去年の3月、3年生の先輩が卒業した後、なかなかメンバーが集まらず、今の部長・多田くんと舞台美術に興味があった美術部の沼口さんと2人で活動することに…。そこで、弓道部の活動が終わり引退した長﨑くんに声をかけ、なんとか3人になりました。
この実話をもとに、演劇部と弓道部による二人芝居を作り上げました。美術部部長はその技術とセンスを活かして、素晴らしい舞台美術を立ち上げました。そして見事、全道大会で最優秀賞を受賞。ドラマです。
彼らは次の3月で高校を卒業します。泣いても笑っても最後の「放課後談話」。見逃すわけにはいきません!
「どうしても、最後までやりたかった。」
部員の3名に見どころやこの公演にかける想いをうかがいました。
部長の多田くんは、
と語ってくれました。
また、元弓道部の長﨑くんは、
と素直な感想と意気込みを。
そして巨大な舞台美術を作り上げた元美術部の沼口さんは、
と喜びを表現してくれました。
この3人で作る、最後の「放課後談話」。この札幌演劇シーズン2019-冬のイチオシ作品です。
公演情報
タイトル | 放課後談話 |
学 校 | 帯広北高等学校 |
会 場 | かでるホール |
日 時 | 2019年1月11日(金) 15:00(開場14:30) |
概 要 | 放課後の玄関ホール。親の迎え待ちの男子2人、多田と長﨑。行き交う先生や生徒を眺めながら、それぞれの目線で世情を語る。色々な立場で色々なものを守りながら存在する人たちに、ちょっと斜め目線で、果てしなく過剰な自意識を向ける、緩い放課後談話。 会話をしながら弓道部を引退した長﨑を演劇部に誘う多田。それは本校演劇部のありようそのまま。演じているというよりは、今の自分たちを表現しているだけ。演劇をしたい演劇部員の窮地が生んだ舞台です。 |
脚本・演出 | 加藤真紀子(顧問) |
出 演 | 多田隼脩、長﨑凌馬 |
舞台美術 | 沼口瑚紅 |
チケット | 一般・学生共通、全席自由 500円(前売・当日共に/税込) ・札幌演劇シーズン公式サイト |
Web | 札幌演劇シーズン公式サイト |
主 催 | 一般財団法人道民活動振興センター、札幌演劇シーズン実行委員会 |
15:50〜16:20予定(15:00の公演終演後)
15:00の回終演後、札幌演劇シーズン2019-冬の参加作品、劇団千年王國「贋作者」作・演出の櫻井幸絵さんと帯広北高校演劇部の皆さんを迎え、演劇の魅力や演劇の未来を語トークショーを開催します。 ご期待ください!
・(一財)道民活動振興センター Tel: 011-204-5100
・札幌演劇シーズン実行委員会事務局[(株)ノヴェロ内]Tel:(011)281-6680(平日10:00〜17:00・担当/三上)
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