弦巻啓太演出の演劇ワークショップ参加者募集|名作「青い鳥」に挑戦

劇作家・演出家の弦巻啓太氏が主宰する劇団「弦巻楽団」による演技講座が、受講生を募集しています。経験・年齢問わずに集まった参加者たちが、海外古典作品に真っ向から挑戦する人気企画。今回は、メーテルリンクの名作『青い鳥』に挑戦。

募集要項等をまとめました。自身の演技をスキルアップしたい方も、 初めて演劇を体験したい方も、ぜひお申し込みください。

弦巻楽団演技講座「青い鳥」

演技講座稽古の様子

弦巻楽団演技講座は、稽古日程に問題なく参加できる中学生以上の方ならば誰でも参加することができ、演劇経験等の条件はありません。そのため、参加者の中には、何度も出演経験のある大人から中学演劇部員まで幅広い年齢・経験層の方が集まります。

講師・演出をつとめるのは、札幌演劇シーズンの常連団体でもある弦巻楽団主宰の弦巻啓太氏。中高演劇部や住民劇へのワークショップにも定評のある、札幌を代表する演出家の一人です。

上演を目的とした演劇作品を参加者全員で作り上げるプロセスを通して「演技」とは何か、「舞台に立つ」とは何かを考えるきっかけを得ることができる、人気の高いワークショップです。


今回の課題作は、前回までのシェイクスピア作品から離れて、20世紀初期にモーリス・メーテルリンク(ベルギー)によって書かれた名作『青い鳥』。二人の幼い兄妹チルチルとミチルが青い鳥を探すために世界をめぐる童話劇です。

稽古は8月から始まり、本番は11月22日〜25日にサンピアザ劇場で上演します。本番日程はもちろん、稽古日程にも問題なく参加できることが応募条件となりますので、ご注意ください。

演技講座発表公演の様子「ハムレット」


応募を考えている皆様に向けて、弦巻啓太氏よりコメントをいただきました。

弦巻啓太

弦巻楽団代表の弦巻です。演劇はどんな人だって取り組める。創造の瞬間に立ち会える。それが演技講座のテーマです。プロの俳優のような技術がなくても、タレントのような振る舞いがなくても演劇は成立します。それが演劇の可能性であり素晴らしさです。

未経験の方もちろん歓迎します。演劇の原点を確かめたい経験者の方もウェルカムです。なぜなら、この講座で大切されるのは「一体感」ではなく「あなたとわたしの違い」であり、その違いこそ演劇に必要な要素だからです。だから、どなたでも参加できるのです。

ご応募、お待ちしています。


以下、募集要項です。公式サイトの情報もしっかりと確認してください。

日 程
稽古日程
【8月】
12日(日)、26日(日)、30日(木)【9月】
7日(金)、9日(日)、18日(火)、23日(日)、25日(火)

【10月】
2日(火)、7日(日)、14日(日)、17日(水)、 21日(日)、24日(水)、28日(日)、31日(水)

【11月】
3日(土)、4日(日)、7日(水)、10日(土)、11日(日)、14日(水)、17日(土)、18日(日)

劇場作業
11月19日(月)〜21日(水)
本番
11月22日(木)〜25日(日)

全日程19:00〜22:00。ただし、中学生は21:00まで。

会 場【稽古場所】
弦巻楽団稽古場(札幌市中央区南11条西9丁目 あけぼのアート&コミュニティセンター8号室)【公演会場】
サンピアザ劇場(札幌市厚別区厚別中央2条5丁目7-5)
参加料12,000円
講師・演出弦巻啓太
申込方法メール申し込み:tsurumakigakudan@yahoo.co.jpに、「演技講座2学期参加申し込み」の件名でお名前、ご住所、電話番号、職業、演技経験、などを 明記の上、お申し込みください。

申込締切:8月10日(日)

Web公式サイト
お問い合わせ

tsurumakigakudan@yahoo.co.jp(弦巻楽団)