道内外の第一線で活躍する劇作家・演出家が審査員となる「北海道戯曲賞」が今年も開催されます。前回は3年ぶりに大賞作品が選出されましたが、今年はどのような作品が選ばれるのでしょうか。
北海道戯曲賞の紹介とともに、主催である北海道文化財団の市川浩康さんからの本戯曲賞に対するコメントもいただきました。
H30年度北海道戯曲賞
今年で5回目となる「北海道戯曲賞」。2014年に北海道舞台塾が主催となって設立されました。現在は公益財団法人 北海道文化財団に主催が変わり、道内外の劇作家が切磋琢磨することによって北海道演劇を活性化していくことを目的としています。
今回の戯曲賞は、氏名非公開の審査員5名による第一次審査(12月ごろ)が行われ、第二次審査では、桑原裕子(KAKUTA主宰)、斎藤歩(札幌座チーフディレクター)、土田英生(MONO代表)、長塚圭史(阿佐ヶ谷スパイダース主宰)、前田司郎(五反田団主宰)の5名が審査員となり、受賞作品を選定します。
大賞作品(最大1作品)には50万円、優秀賞(最大2作品)には5万円が贈呈されます。
募集要項や応募申込書は公式サイトよりダウンロードできます。募集締切は9月21日(金)です。
参考
希望の大地の戯曲「北海道戯曲賞」公益財団法人 北海道文化財団
主催である北海道文化財団の市川浩康さんより、北海道戯曲賞に対するコメントをいただきました。
常々審査員が言っているのは、審査員が嫉妬する作品を期待するということ。ただ上手な作品より、荒さがあるけど何か光るものがある、そんな作品をお待ちしております。
募集要項をしっかりと確認し、ご応募ください。未だ札幌からの受賞者はありませんので、多くの劇作家が応募し、北海道の演劇創作活動に刺激を与えてほしいと願います。
公益財団法人北海道文化財団(担当:市川)
TEL: 011-272-0501、FAX: 011-272-0400、E-mail: ichikawa-h@haf.jp