【結果発表】「勝手に再観総選挙」上位７作品を紹介

札幌で上演されたことのある作品で、あなたが「もう一度観たい！」と思う作品を応募していただく企画「勝手に再観総選挙」。ご協力誠にありがとうございました！

もう一度観たい！勝手に再観総選挙

全部で155名の方からの応募をいただき、名前の上がった作品数はおよそ170！こんなにも多くの再演すべき作品が札幌にあることを誇りに思います。

今回は、その中から得票数の高かった上位７作品を紹介します！各作品の得票数や全体の集計結果は記事下部よりダウンロードできます。

結果は、果たして…！？

結果発表

第１位『あっちこっち佐藤さん』イレブンナイン

得票数最多の１位に輝いたのは、札幌演劇シーズン2017-夏でも上演された『あっちこっち佐藤さん』。観客動員数に関しても作品の評価の高さに関しても、札幌演劇の歴史に名を刻んだ作品です。おめでとうございます！

大人から子どもまで爆笑必至のドタバタコメディ。また再演するときを心待ちにしています！

第２位『狼王ロボ』劇団千年王國

こちらも演劇シーズンのレパートリー作品として上演されたことがあります、狼と人間のハートフルドラマ『狼王ロボ』。2017-冬のシーズンで主人公をTEAM NACSの森崎博之さんがつとめたことでも話題となりました。

ハイレベルの演技とダンスの応酬に、多くの人が強く胸を打たれました。「もう一度観たい！」２位です！

第２位『12人の怒れる男』dEBoo

同じく２位は、イレブンナイン内のユニットdEBooの第一回公演として上演した名作『12人の怒れる男』です。札幌を代表する実力派俳優12人が、ごまかしなしの密室会話劇に挑戦。多くの観客を釘付けにしました。

なんとこの作品、演劇シーズン2018-夏でレパートリー作品としての再演が決定しています！今から楽しみで仕方がありません。

第４位『ナイトスイミング』弦巻楽団

次に得票数が高かった作品は、2014年に初演、2017年夏に再演した『ナイトスイミング』。大人になれなかった人と大人になってしまった人たちを巡る、SF宇宙作品。

人間の強さ、弱さ、普遍的な「生きる希望」をとらえた脚本、舞台美術や衣装の評判も高く、シーズン作品ではありませんが見事４位に輝きました。

第４位『WAR~戦い続けた兵たちの誇り』TEAM NACS

同じく第４位は、北海道の宝 TEAM NACSが2002年に上演した作品です。

「生きること」をテーマとした男20人の物語。10000人近くの動員数を果たした名作として、今もなおその人気は劣ることがありません。

第４位『Laundry Room No.5』NEXTAGE

並ぶ第４位に、TEAM NACSの後輩でもあるNEXTAGE『Laundry Room No.5』が選ばれました。演劇シーズンでも上演されたことがある、NEXTAGEの代表作の一つです。

NEXTAGEの魅力をぎゅっと詰め込んだ、笑って泣けるコメディドラマ！文句なしの高得票数を獲得しました。

第７位『しんじゃうおへや』yhs

死刑執行室を舞台としたyhsの代表作『しんじゃうおへや』がランクイン。社会的なメッセージを含みつつエンターテインメントさを失わない脚本と、主役を演じた小林エレキさんの怪演が話題を呼びました。

もう一度観たい！でもちょっと怖い…。一度観たら忘れられない、名作です。

最多作品劇団

今回の企画でおよそ170の作品が応募されました。その中で最も多くの作品を上演した公演団体は、弦巻楽団とyhsの2団体です。どちらも10作品ずつ名前が応募されました。おめでとうございます！

弦巻楽団

『ナイトスイミング』『果実』『君は素敵』『死にたいヤツら』『ラブレス』『黄昏る泡の国』『裸足で散歩』『コリオレイナス』『アンダー・ザ・レインボウ』『ユー・キャント・ハリー・ラブ！』

yhs

『しんじゃうおへや』『四谷美談』『室温~夜の音楽~』『忘れたいのに思い出せない』『テッペンパレード』『駆け込み訴え』『タルタルタウン』『夢見がち学園』『ヘリクツイレブン』『WORLD IS MINE』

全体結果

下のボタンより、各作品の得票数や、応募された作品全てを集計した結果をダウンロードできます（PDF）。どうぞこちらもあわせてご覧ください。どれも素敵な作品ばかりです。

まとめ

今回ランクインされた団体のみなさま、おめでとうございます！

札幌で、日々素敵な作品が生まれていることをとても嬉しく思います。あの感動を、あの名作を、もう一度観られる日が来ると信じて、新しい作品との出会いに期待して、これからも札幌演劇をお楽しみください！

ご協力してくださったみなさま、誠にありがとうございました！