演劇の力で、札幌をさらに活力あふれるまちへ。札幌演劇シーズンが考えていることです。
演劇の持つ感動を与える力、想いを共有する力、自らを問い直す力、、、その力の根源となっているのは、やはり芝居が上演される劇場です。劇場の発展なしに、演劇の発展はありません。
今回は、そんな劇場を考えるセミナートークの紹介です。皆さんで一緒に、札幌の劇場について話し合ってみませんか。
シアターZOOラボ
札幌市中央区にある劇場シアターZOOと、演劇創造都市札幌プロジェクトがお送りする全3回のセミナーです。
テーマは「シアターカウンシルの可能性」。シアターカウンシルとは、他地域に例を見ない、札幌独自の演劇事業評議会のことで、劇場のあり方について考えていく機関です。
道外から専門家を招き、各地域での取り組みやアイデアを紹介していただき、札幌ではなにができるのかを話し合います。
シアターカウンシルという新たな取り組みは、札幌の演劇シーンにとって本当に必要なものか。今の札幌演劇に足りないものは何か。
第1回ゲスト:多田淳之介さん
シアターZOOラボ、第1回のゲストは東京デスロックという劇団を主宰されている演出家の多田淳之介さんです。
教育機関や地域での創作、ワークショップも積極的に行い、演劇を専門としない人へも演劇の持つ対話力、協働力を広く伝えています。2010 年には国内史上最年少で公立劇場演劇部門の芸術監督に就任。高松市アートディレクター、セゾン文化財団シニアフェロー対象アーティストをつとめています。
開催は、7月22日(土)15:00、シアターZOOにて。参加費は無料です(要予約)。
シアターZOO(011‐551‐0909)
今後のシアターZOOラボ
第2回 8月7日(月)19:00
ゲスト:吉本光宏さん(ニッセイ基礎研究所研究理事。文化審議会文化政策部会委員。東京芸術文化評議会評議員/文化プログラム検討部会部会長)
第3回 9月3日(土)14:00
ゲスト:蔭山陽太さん(ロームシアター京都 支配人/エクゼクティブディレクター)
一緒に考えましょう。今の札幌演劇に必要なもの、不必要なもの。