演劇部の「リアル」に迫っていく企画「演劇部◯◯説」。
今回のお題は「演劇部 実は演劇観るのそんなに好きじゃない 説」です。
サッカー部がサッカーの試合を観にいくように、吹奏楽部がオーケストラの演奏を観にいくように、演劇部は演劇を観に行っているのだろうか。プロの技を知らないうちは上手くなれない…!
真相に迫るため、札幌の現役演劇部員に協力※していただき、調査しました。
※札幌市内の演劇部員(中学生・高校生)にアンケートを実施。6校 61人にご協力いただきました。
どのくらい演劇を観ていますか
さあ、みなさんはこの結果をどう捉えるでしょうか。半数以上の演劇部員が「年に3〜5回ほど」と回答。3〜4ヶ月に1本のペースで観劇しているということですね。
また、「週に1回以上」観ていると回答した方は1人もおらず、「週に1回ほど」と回答した人も全体の3%であるということがわかりました。
さらに、ほとんど演劇は観に行かないという方も全体の1割以上はいるという結果になりました。演劇部10人のうち1人は観に行かないということになります。
演劇は好きですか
「観るのが好き」と回答した方は全体の95%(よかった…!)。演劇を作るより観る方が好きという方も一定数いるようです。
好きだけれど観に行けない、これには何か理由があるようですね。チケット額の問題か、作品のクオリティの問題か、情報不足が問題か、、、 さらなる調査が必要な気がします。
d-SAPでも紹介しているように、札幌にはたくさんの劇団があり、毎週公演がされています。なかなか観に行かないなあと思っている演劇部の皆さんも、ぜひ観てみてください。学生演劇との違いや、好きな劇団・俳優を発見できるかもしれません。
でも、どれを観に行ったらいいのかわからない!という方は、まず札幌演劇シーズンの作品からトライしてみてはいかがでしょうか。
過去に上演されて評価の高かった作品を、1ヶ月間毎日上演し続けます。中高生無料招待チケットもございますのでおすすめです。
まとめ
今回の「演劇部 実は演劇観るのそんなに好きじゃない 説」でしたが、思ったよりも皆さん観ていることがわかりました(失礼しました)。
しかし、いち札幌演劇ファンとしては、もっともっと多くの若者に演劇を観て欲しいという思いがあります!
d-SAPはみなさんの演劇ライフをサポートします。ぜひ、劇場に足を運んでみてくださいね。
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