札幌みらい塾2017「文化オリピアードと多様性と活力のあるまちづくり1」

札幌ACF(@SapporoACF)が主催するトークイベント「文化オリピアードと多様性と活力のあるまちづくり1」が開催されますので、概要をまとめます。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けてますます「文化・芸術」による都市計画が注目される昨今で、専門家の方々が札幌でトークセッションを行います。演劇創造都市を目指す札幌に対し、多くのアイデアを投げかけてくださると思います。

文化オリピアードと多様性と活力のあるまちづくり1

タイトル 札幌みらい塾 2017 ACFアートサロン in わくわくホリデーホール
2020 東京オリンピック・パラリンピック競技大会

「文化オリンピアードと多様性と活力のあるまちづくり 1」

主 催 ACF札幌芸術・文化フォーラム / 大和リース(株)
協 力 さっぽろアートボランティア・ネットワーク(V-net)
概 要 スポーツの祭典といえば誰もが知っているオリンピック・パラリンピック。2012年のロンドンでは競技大会の4年前から「ロンドン2012カルチュラル・オリンピアード」と題した大規模な文化プログラムが行われました。これは開催地であるロンドンのみならずイギリス全土で展開され、イギリス内外から高い評価を獲得しました。

2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会を控えた日本においても、文化プログラムの推進・発展を図るため、組織委員会は昨年10月に「東京2020文化オリンピアード」をスタートさせ、内閣官房や文化庁は都道府県や政令市の協力を得て「beyond2020」を推進しています。全国各地で 2020年の文化プログラムへの関心と期待が高まってきました。

今回のアートサロンでは、ロンドン2012大会のユニークな文化事業や成功例、東京2020大会に向けた準備状況を紹介しながら、文化や社会の多様性、地域活性化の視点も交え、2020年の文化プログラムに向けた展望を語り合います。

出 演 吉本光宏(ニッセイ基礎研究所研究理事)
篠田信子(2020年東京オリンピック・パラリンピックの「教育文化」の専門委員/富良野メセナ協会代表)
長津結一郎(九州大学大学院芸術工学研究院コミュニケーションデザイン科学部門助教/NPO法人多様性と境界に関する対話と表現の研究所代表理事)
日 時 3月28日(火)開場18:00/開演18:30
会 場 わくわくホリデーホール2F第1会議室(札幌市中央区北1条西1丁目)

[map]札幌市中央区北1条西1丁目[/map]
料 金 【一般】1,000円
【学生・ACF会員・V-net会員】500円(メール[sapporoacf@gmail.com] でご予約の上、当日精算)
Web 公式サイト

オリンピック・パラリンピックはスポーツの祭典として知られていますが、その波及効果はもちろんスポーツ界にとどまらず、開催地経済に多くの影響をもたらします。

そこで重要視されているのが、一見スポーツとは離れたように思える「文化・芸術」の分野です。

そもそもオリンピックというものは「心身を向上させ、さらには文化・国籍など様々な差異を超え、友情、連帯感、フェアプレーの精神をもって理解し合うことで、平和でよりよい世界の実現に貢献する(オリンピズム)」を目的としており、この精神は「文化・芸術」の持つ感動や感性への影響力と大いに関係しています。

ぜひ、このシンポジウムに参加し、今の日本の文化が世界に何を発信できるのかを考えてみてください。その経験は、札幌の文化芸術の発展(もちろん演劇にも)に新たな道を生み出すかもしれません。

お問い合わせ

電話&FAX(011-596-7752)、メール(sapporoacf@gmail.com)