「札幌演劇いまとこれから」3つの企画を札幌舞台芸術制作協議会とラボチが開催|シンポジウム、ワークショップ参加者募集

2023年9月に立ち上がった「札幌舞台芸術制作協議会」が、ラボチ(小室明子)と共催で、「日本の演劇」未来プロジェクト2023の一環として3つの企画「札幌演劇いまとこれから」を開催します。

シンポジウムやワークショップを通して、札幌演劇の現在地を知り、持続可能な業界としていくためにこれからどうしていけば良いのかを考えていきます。

シンポジウム「札幌の演劇史」

2024年1月に開催されるシンポジウムでは、主に2000年以降の札幌演劇の歴史を振り返り、札幌演劇の現在地を探ります。

①劇場の20年

札幌の演劇の特徴とも言える民間の小劇場が2000年以降どんな変遷を辿ってきたのか。多くの劇団の活動拠点であったルネッサンス・マリア・テアトロ(旧札幌本多小劇場)の閉館から現在までを振り返ります。

登壇者 鶴岡ゆりか(演劇専用小劇場BLOCH)、小島達子(tatt Inc./北八劇場アーティスティックコーディネーター)、清水友陽(劇団清水企画/北海道演劇財団芸術監督)

日時 2024年1月5日(金)19:00〜

会場 演劇専用小劇場BLOCH

②札幌演劇シーズンのこれから

2011年に「100人の演劇人が活躍できる街を目指して」と掲げてスタートした札幌演劇シーズン。今や札幌の演劇に大きな影響を与えたこの演劇イベントがこれから目指すものはなにか、運営に関わる人々に聞きます。

登壇者 斎藤歩(札幌演劇シーズンプログラムディレクター)、太田真介(NPO法人コンカリーニョ/札幌演劇シーズン事務局)

日時 2024年1月16日(火)19:00〜

会場 シアターZOO

どちらのシンポジウムも、申し込みはこちらのフォームから行うことができます。

スタッフワークショップ

12月には「舞台技術」と「制作・広報」の2回に分けて、基礎的な知識・技術を学べるスタッフワークショップが開催されます。

演劇公演を行う上で必要な知識を学べるワークショップです舞台の仕込み&バラシや音響・照明の仕事、宣伝美術や制作、当日運営について、基本的なことから学べる機会になればと思います。

舞台技術編

日時 12/22(金)18:00〜  
講師 上田知(舞台監督)

制作・広報編

日時 12/23(土)14:00〜 

講師 小島達子(tatt Inc./ELEVEN NINES)、小室明子(ラボチ)、竹内麻希子(CAPUSLE)

会場 シアターZOO

定員 各回20名(先着順)

参加料 無料

参加資格 札幌で演劇活動を行なっている方

俳優ワークショップはよく行われていますが、スタッフ技術に関するワークショップはあまり多くありません。安全に公演を成功させるために、参加してみてはいかがでしょうか。片方のワークショップのみに参加することも可能です。


どの企画も参加費は無料です。札幌演劇の歴史やスタッフの知識・技術について興味のある方はこの機会にぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

なお、この他にも札幌で演劇活動を行っている29歳以下の方を対象とした観劇サポートも企画されています(申込は締め切られています。)

お問い合わせ

問い合わせ:札幌舞台芸術制作協議会 info@sapporoseek.art

企画制作:ラボチ 札幌舞台芸術制作協議会

主催:「日本の演劇」未来プロジェクト

助成:文化庁文化芸術振興費補助金(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業 (アートキャラバン 2)|独立行政法人日本芸術文化振興会