令和2年度「北海道戯曲賞」7月1日から募集開始!締め切りは9月1日

公益財団法人北海道文化財団が主催する道内最大規模の戯曲賞「希望の大地の戯曲賞 北海道戯曲賞」が今年度も開催されます。

応募資格はなく、全国から優れた戯曲作品を募集している本戯曲賞。今年度は、2名の新たな審査員が加わります。

応募条件

応募者の資格は問われませんが、同時期の他の賞への重複応募や、過去に他の賞で受賞歴のある作品は応募ができません。既発表・既上演の作品も応募することができます。また、今年度より、過去に北海道戯曲賞で大賞受賞歴のある作家は応募できなくなりました。

応募締め切りは2020年9月1日です。

その他の詳しい応募条件、応募方法等は北海道文化財団の公式サイトよりご確認ください。


参考
希望の大地の戯曲賞 北海道戯曲賞公益財団法人北海道文化財団 公式サイト

新たな審査員

審査は2回行われます。

一次審査は2020年12月7日に開催され、氏名非公開の5名により応募全作品が審査されます。

一次審査を通過した作品のみ二次審査が行われます。二次審査の審査員として、今年度は新たに、江本純子さん(毛皮族・財団、江本純子)、瀬戸山美咲さん(ミナモザ)のお二人が査員として加わります。

二次審査の審査員は以下の5名です。

  • 江本純子(毛皮族・財団、江本純子)
  • 桑原裕子(KAKUTA)
  • 斎藤歩(札幌座)
  • 瀬戸山美咲(ミナモザ)
  • 長塚圭史(阿佐ヶ谷スパイダース主宰)

大賞受賞者には賞金50万円と、翌年度札幌市内で大賞作品を上演する権利が与えられます。

北海道における演劇創作活動の活性化を図る

北海道戯曲賞の目的は、「道内外の作家が互いに競い合うことにより、北海道における演劇創作活動の活性化を図ること」です。

公式サイトによると、昨年度(令和1年度)は全国から133作品、北海道からは19作品の応募がありました。

大賞が出ないこともあり、公式サイトに掲載される選評には辛口なコメントも見られる本戯曲賞。

2014年の第1回北海道戯曲賞の選評では、審査員のうち唯一北海道を拠点に活動している斎藤歩さんが「今後、北海道から大賞受賞者が現れることを期待する」と述べましたが、未だ北海道から大賞受賞者は現れていません。

今年度の北海道戯曲賞も、道内外の作家たちにより大きな盛り上がりを見られることでしょう!

お問い合わせ

公益財団法人北海道文化財団(担当:市川)
TEL: 011-272-0501
FAX: 011-272-0400
Email: ichikawa-h@haf.jp