【結果発表】「勝手に2017年ベスト総選挙」上位7作品を紹介

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。2017年も素敵な作品がたくさん上演されました。

2017年で札幌で上演されたことのある作品で、あなたが「面白かった!」と思う作品を応募していただく企画「勝手に2017年ベスト総選挙」。マイベスト1作品のほか、「コメディ」「ドラマ」「エンタメ」「ダーク」の4つの部門を用意し、皆さまから作品を募りました。ご協力誠にありがとうございました!




あなたのマイベストは?勝手に2017年ベスト総選挙

年末年始で忙しい中、たくさんの方から応募をいただきました。今回は、その中から得票数の高かった作品を紹介します。各作品の得票数や全体の集計結果は記事下部よりダウンロードできます。

結果は、果たして…!?

注意
  • 過去に札幌で上演されたことをd-SAPが確認できないものや、演劇作品とは言い難いとd-SAPが判断したものは、得票数が多くても、発表には含めないこととします。
  • d-SAPが勝手に設置したアンケートです。得票に応じた特典・賞品はありません。
  • この企画で生じた一切の問題に関して、d-SAPは責任を負いかねますのでご了承下さい。

結果発表:マイベスト

第1位『あっちこっち佐藤さん』イレブンナイン

2017年に上演された数ある作品の中から、最もマイベストに選ばれたのは、札幌演劇シーズン2017-夏で上演されたイレブンナイン『あっちこっち佐藤さん』!マイベストの理由としては「面白かったし、ダブルキャストで色んなパターンが見れたことも興味深かった。皆さん素敵でした!」「お客さんが老若男女問わず爆笑してました」などがありました。

会場のかでる2・7が揺れるほどの大爆笑。動員数も4300人を超えました。




イレブンナイン「あっちこっち佐藤さん」

 

第2位『ナイトスイミング』弦巻楽団

7月に上演されたSF宇宙物語『ナイトスイミング』がランクイン。巧みなストーリー構成と、舞台美術・衣装などが好評でした。マイベストの理由には「SFなのに友情を描かれて感動した」「とにかく美しい世界で、役者さん皆さんの個性が溢れてて、素敵でした。半年近くたってもまだあの感動を思い出せるくらいに、2017年の中で最も印象的でした」など。




弦巻楽団#28「ナイトスイミング」

 

第2位『白浪っ!』yhs

同じく第2位は、TGR2017で大賞を受賞したyhs20周年記念公演『白浪っ!』。歌舞伎をベースにしたストーリーとyhsらしい派手な演出が話題を呼びました。主演をつとめた櫻井保一さんは俳優賞も受賞しました。マイベストの理由としては「役者さん、脚本、演出、音楽、衣装…全部素敵で面白かったです!」などがありました。




yhs結成20周年記念公演 其の壱『白浪っ!』

 

第4位『発光体』きっとろんどん

第4位は、きっとろんどん第2回公演『発光体』。劇場を大胆に使った演出は観るものを驚かせました。理由に「笑いとワクワク感とほろっと感と映像と全てが良かった」など。旗揚げから1年未満で400人を動員し話題となりました。




きっとろんどん「発光体」

 

コメディ部門

第1位『あっちこっち佐藤さん』イレブンナイン

マイベストでも1位をとった『あっちこっち佐藤さん』がコメディ部門でも1位!「勝手に再観総選挙」と合わせて3冠となります。老若男女が楽しめる王道コメディの決定版。

第2位『分泌指南 vol.2』イレブンナイン

第3位『君は素敵』弦巻楽団

 

ドラマ部門

第1位『忘れたいのに思い出せない』yhs

札幌演劇シーズン2017-夏で上演した家族をモチーフとした物語。選んだ理由に「センリ役福地美乃さんの演技に圧倒されました。かなり重たいストーリーなのに、ところどころ笑いもあって、暗くなりすぎないところがまたyhsらしくてよかったな、と思います。折に触れて見返したいと思う作品です」などがあります。

第2位『海月と睫毛』劇団パーソンズ

第3位『髪結橋のロビン・グッドフェロー』MAM

 

エンタメ部門

第1位『白浪っ!』yhs

音楽・舞台装置・衣装・役者の殺陣などがとにかく派手なエンタメ要素抜群の『白浪っ!』。マイベストとともにランクインしました。「歌舞伎が原作ということで登場人物の喋り方、衣装がかっこよく、物語もテンポよく進んでいくので楽しかった」などが理由としてありました。

第2位『Princess Fighter』ミュージカルユニットもえぎ色

第3位『extreme+logic(S)』パインソー

第3位『わたし-THE CASSETTE TAPE GIRLS DIARY-』intro

 

ダーク部門

ダーク部門は総合的に投票数が少なかったですが、上位は以下の作品が選ばれました。人間の闇をまっすぐに表現した作品や、コメディ調ながら気がつくと胸が痛くなる作品など。「観るだけで体力を消耗するような、舞台にしかない独特の雰囲気に圧倒されました。観終わったあとまっすぐ歩けないような、そんな感覚になりました」などの感想がありました。

『邪宗門』劇団風蝕異人街

『そう しそう あい』パインソー

『アドルフの主治医』劇団words of hearts

 

全体結果

下のボタンより、部門ごとの各作品の得票数や、応募された作品全てを集計した結果をダウンロードできます(PDF)。どうぞこちらもあわせてご覧ください。

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