サッポロダンスコレクティヴ 2022「生活史とダンス〜サッポロ、シリベシ、マシケ編」

サッポロダンスコレクティヴ 2022
映像配信&ウォッチパーティー
「生活史とダンス〜サッポロ、シリベシ、マシケ編」

北海道内3市町村を放浪しながら制作した豪雪叙景詩です。労働とアートを考え続けてきたサッポロダンスコレクティヴの配信公演第2弾。ドキュメンタリー&ダンスという、ありそうでなかったパフォーマンスです。

配信チケット販売:https://sdc2022myfoolishmind.peatix.com/
配信期間:2022年3月16日(火)20:00 〜 2022年3月31日(月)0:00
※配信開始日時が変更になりました。
視聴チケット料金:2,000円
配信期間中は何度でもご視聴いただけます。


「My Foolish Mind 〜 Crying from mycelium society」
おろかなりわがこころ〜遥かなる菌糸社会からの呼び声

コロナ禍、旅をしながら、道内様々な場所で、巨大キノコのような氷のドームを冬の徴(しるし)として作り続けるTHE ICEMANS。 この作品は、2022年冬、わたしたちサッポロダンスコレクティヴがTHE ICEMANSと道内三箇所で地域の方々とともに作品をつくった旅の叙景詩。わたしたちが見たものは、記録的な大雪の中、大雪に添い、大雪に嘆き、大雪を愉しんだ小さな生活の数々。地域における移住者の声、海の叫び、山の眼差し。キノコが地中で菌糸を張り巡らす生態を、人間社会にも置き換え、細くとも無数のつながりが起きてゆくことがのコロナ禍の、国内外の悲劇禍の、ひとびとの営みをささえてゆくことを願って。それはキノコの菌糸社会へのオマージュである。

ウォッチパーティ

視聴チケットをご購入いただいた方は、ウォッチパーティにご参加いただけます!

ウォッチパーティーとは、公演のクリエーションメンバーと一緒に、オンラインで作品を観ながらあ〜だこ〜だとおしゃべりする場です。作品を一度観てから参加していただけると、とても楽しいこと請け合いです!
日時:2022年3月21日(月・祝) 20:00 〜 21:40(予定)
※ウォッチパーティーはZoomミーティングで開催予定です。参加URLはチケット購入者の方へ前もってご連絡いたします。

クリエーションメンバー

サッポロ「川沿第三町内会ココア」
牛島有佳子 / 亀川朗 / 川尻伊茉莉 / 羊屋白玉
案内人:神輝哉

シリベシ「らんこしゆきまつる二〇二二」
安保享子 / 大表究 / 河野千晶 / 金子めぐみ / 佐々木雄三 / 新藤理 / 高丸真菜 / 牧野正志 / 中西勇気 / 中西晴菜 / 長谷川史織
案内人:渡辺たけし

マシケ「増毛音頭2022 やっぱ好っきゃねん」
Kim Yooi / 櫻井 ひだか / 櫻井 ヒロ / 櫻井 凪 / 本谷裕子 / リンノスケ
案内人:嘉門宏美
THE ICEMANS (竹中博彦/上野かな子)氷雪造形
撮影・編集 (井口勇/小林大賀/高張直樹/常松英史/箱崎慈華)

Sapporo Dance Collectiveについて

Sapporo Dance Collective(さっぽろ だんす これくてぃゔ)とは、クリエイターが集い、提案、実験、対話し、ダンスを創造する場です。

「ダンスの作家を育てたい」「振付家を札幌から輩出したい」というNPO法人コンカリーニョ理事長・斎藤ちずの呼びかけに応え、羊屋白玉(劇団「指輪ホテル」芸術監督)と札幌在住の6名のダンサーの小さな試演会とディスカッションからスタートした「Sapporo Dance Collective(サッポロダンスコレクティブ)」。

2018年12月に第1作品「HOME」を創作発表し、2019年度にワークインプログレスで変化を遂げた「HOME」を公演、2020年度には無観客配信公演の「さっぽろ文庫101巻 『声』Sapporobunko Library Vol.101 “Voice Up”」を発表しました。

活動の中で、いくつもの夢と課題を発見し、ダンスをつくる、踊る以外にも、ダンスと観客をつなぐSuKiMaチーム、ダンサーの権利と労働環境に関する勉強会を行うHokkaido Artists Union Studies(略してHAUS)というチームも立ち上がり、探求と実践と分析を行うDANCEチームとともに、精力的に活動しています。

 

▼Sapporo Dance Collective さっぽろ文庫101巻 『声』配信作品

THE ICEMANSについて

北海道を中心とし、屋外のあらゆる場所に氷と雪の造形を出現させる。概念上の集団”THE ICEMANS”。

思考に胞子を飛ばすと、環境に調和した子実体が現れる。冬に現れる子実体、それがアイスマン。科学的な遊びを通して自然美を伝え、振り回されるだけではない気象利用の視点を作り、冬の街並みや暮らしを彩る…。

造形作家のタケナカヒロヒコを中心として、上野かな子(デザイナー)、Dada kashani(芸術家)、嘉門宏美(農家)、大川敬介(俳優)、羊屋白玉(劇作家)他で活動している。

氷の造形技法は多様で、タケナカの手による氷の表現は経験からのみ知り得る一種職人技である。冬の楽しみ、美しさと豊かさを人々に紹介する。知らない間に、あなたがアイスマン。かもしれない。

活動実績BAR the ICE /ニセコNiseko Ice Village 氷の造形(建造物)/ニセコ知床流氷フェス 氷の造形(建造物)/知床THE ICEMANS 2020-’21 キノコのように降臨/映像作品

公式YouTubeチャンネル:THE ICEMANS DANCE


サッポロダンスコレクティヴ 映像配信&ウォッチパーティー「生活史とダンス〜サッポロ、シリベシ、マシケ編」
My Foolish Mind 〜 Crying from mycelium society
おろかなりわがこころ〜遥かなる菌糸社会からの呼び声

主催:Sapporo Dance Collective Council
共催:公益財団法人北海道文化財団