d-SAPhttps://d-sap.com札幌演劇情報サイトTue, 18 Mar 2025 08:55:01 +0000jahourly1https://d-sap.com/wp-content/uploads/2017/01/cropped-logo-32x32.pngd-SAPhttps://d-sap.com3232 経験不問で劇場デビュー!弦巻楽団が初心者も安心の「演劇研究講座」を2025年も開講https://d-sap.com/16874/https://d-sap.com/16874/#respondTue, 18 Mar 2025 08:38:46 +0000https://d-sap.com/?p=16874

札幌を拠点に全国的に活動する弦巻楽団が通年で開講する「演劇研究講座」が、2025年度の受講生募集を開始しました。 講座は「演技」「演出」「戯曲」の3コースが設けられ、演劇経験や年齢を問わず誰でも参加可能です。講師は、弦巻 ... ]]>

札幌を拠点に全国的に活動する弦巻楽団が通年で開講する「演劇研究講座」が、2025年度の受講生募集を開始しました。

講座は「演技」「演出」「戯曲」の3コースが設けられ、演劇経験や年齢を問わず誰でも参加可能です。講師は、弦巻楽団代表の弦巻啓太(脚本家・演出家)です。

演技講座

1年を通して演技と作品づくりを学べる講座です。中学生以上の初心者も歓迎で、毎年中高生から40〜50代社会人まで参加しています。演技だけでなく、小道具や衣装、広報なども全員で行うことが特徴です。

カリキュラムは3学期制で、第2・第3学期終了時には劇場での発表公演があります。

開講日 週1〜2回(火曜クラス・土曜クラスを選択)

定 員 各クラス15名

演出講座

演出講座は演技講座と同じ日程で開催されます。演技講座の活動に演出的な視点で参加し、演出家の役割や技法、コミュニケーション方法、稽古の進行、ワークショップを実践的に学びます。演出家志望の方はもちろん、俳優として演出を学びたい方にも適しています。

開講日 週1〜2回(火曜クラス・土曜クラスを選択)

定 員 各クラス3名

戯曲講座

年間を通じて戯曲の読み方・書き方を学び、オリジナル戯曲を完成させる講座です。未経験からでも作品を完成させ、戯曲賞に選ばれた事例もあります。「初心者コース」では短編戯曲の基礎を、「長編執筆コース」では個々の作品に合わせた指導を行います。講座は3学期制で段階的に進めます。

開講日 月1〜2回(初心者コース・長編執筆コースを選択)

定 員 初心者コース10名、長編執筆コース5名

受講料は、全講座共通です。一般料金と高校生以下料金があり、それぞれ一括払いと分割払いを選ぶことができます。

一括払い/初回開講日分割払い/月毎(12回)
一 般60,000 円/年5,000 円/月
高校生以下36,000 円/年3,000 円/月

詳細や申し込みについては、公式サイトの募集ページをご確認ください。申し込み締切は 4月9日(水)23:59 です。

2024年度の演技講座発表公演

演技講座2024年度の発表公演は、3月22日(土)・23日(日)に上演されます。

演目は、シェイクスピア最初期の悲劇『タイタス・アンドロニカス』。講座参加者総勢18名が、1年間の集大成を発表します。

日時2025年3月22日(土)〜23日(日)
22日(土) 14:00/18:00
23日(日) 13:00/17:00
会場扇谷記念スタジオ・シアターZOO
札幌市中央区南11条西1丁目3-17 ファミール中島公園 B1F
チケット一般 2,000円
高校生以下 1,000円
※当日券は、各種+500円。

公演の詳細はこちら

お問い合わせ

お問い合わせ
一般社団法人劇団弦巻楽団
メール:info@tsurumaki-gakudan.com

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【インタビュー】公演中止から代替公演へ、その舞台裏|3/8〜3/23 ジョブキタ北八劇場『不条理劇×日本文学』https://d-sap.com/16839/https://d-sap.com/16839/#respondTue, 04 Mar 2025 06:46:51 +0000https://d-sap.com/?p=16839

2025年3月8日(土)〜3月23日(日)にジョブキタ北八劇場で全20ステージの公演が予定されている『不条理劇×日本文学【演劇】別役実 と【朗読】芥川龍之介』。本公演は、当初同時期に上演が予定されていた『そして誰もいなく ... ]]>

2025年3月8日(土)〜3月23日(日)にジョブキタ北八劇場で全20ステージの公演が予定されている『不条理劇×日本文学【演劇】別役実 と【朗読】芥川龍之介』。本公演は、当初同時期に上演が予定されていた『そして誰もいなくなった』(原作:アガサ・クリスティ)の代替公演として開催されます。

『そして誰もいなくなった』の公演中止が発表されたのは、公演1ヶ月前の2月10日。著作権および上演許諾に関する問題が原因で、突然の発表にファンや演劇関係者から驚きの声が上がりました。

今回の記事では、ジョブキタ北八劇場の芸術監督・納谷真大さん、代替公演に出演する俳優の菅原永二さん、戸澤亮さんにインタビュー。公演中止の経緯や代替公演への思い、創作の進捗を伺いました。

(聞き手:佐久間泉真)

突然の公演中止、その背景とは

芸術監督・納谷真大さん

──『不条理劇×日本文学』は、公演中止となった『そして誰もいなくなった』の「代替公演」として上演されます。公演中止の経緯を改めて教えてください。

納谷真大さん(以下、納谷) 劇場のホームページでもお知らせしている内容になりますが、公演中止の理由は「著作権および上演許諾に関する都合」になります。私たちとしては、上演許諾の手続きはすでに問題なく完了しているという認識のもと稽古を進めていたのですが、権利関係の認識違いがあり、2月上旬になって、実は原作者からの正式な許諾を得られていなかったことが発覚しました。

事態が発覚した時点でチケット販売を中止し、その後もなんとか上演できないかと交渉を試みたのですが、正式な上演許諾の手続きに要する時間を考慮すると、その時期ではもう上演は現実的に不可能だと判断し、公演中止を発表しました。

── 「認識違い」があったとのことですが、今回のような事態が北八劇場はもちろん、札幌や他の地域でも再び起こらないようにするための再発防止策について伺いたいです。「認識違い」がなぜ起きたのか、もう少し詳細な経緯を公表するなど、業界全体の学びにつなげていくことも考えられるかと思います。この点について、何か考えはありますか。

納谷 今回の件については私たちのリスク管理の甘さによるものですので、似たようなことが今後起こらないように何かしらの施策は検討していきたいと思います。現時点においては、まだ検討しきれていないのですが、今後何か皆さんにお伝えできることを考えていきたいと思います。

代替公演を決定した理由

稽古の様子(菅原永二さん=右)

── 公演中止の発表から1週間後に、代替公演の情報が公開されました。『そして誰もいなくなった』と同じ期間・日程での代替公演の実施を決めた理由をお聞かせいただけますか。

納谷 理由はいくつかありますが、芸術監督として最も強く感じているのは、昨年オープンしたばかりの劇場の流れを、今回の一件で止めてはならないという思いでした。

今回の件が発覚し、今後の対応について議論する中で、プロデューサーから「代替公演は可能か」と提案がありました。“代わり”としての公演は実現可能なのか、迷いはありましたが、せっかく新しい劇場が動き出しているのに、我々の不手際によってその勢いが堰き止められてしまうのは避けたいと思いました。

この公演自体は止まってしまったとしても、劇場として動き続けることはできるんじゃないか。それを考えていくのが、劇場の芸術監督としての一つの使命なのではないかと。

── 代替公演の内容として、別役実の戯曲2本と、芥川龍之介の作品の朗読が発表されています。なぜこの演目を選んだのでしょうか。

納谷 短い準備時間で、いまの僕が作れるクオリティの高い作品を考えたときに、別役実の作品が浮かびました。『いかけしごむ』と『眠っちゃいけない子守歌』の2作は、過去に学校公演で上演したことがある作品なんです。

別役実さんは僕にとって憧れです。大好きな作家ですし、日本の不条理劇を確立した方と言われています。不条理劇ってなんだという話ですけれど、僕はコメディだしコントだと思っていて。別役さんの、受け手がいかようにも捉えられる幅のある世界観はとても面白いです。笑っていただけると思います!

また、芥川龍之介の『蜘蛛の糸』と『藪の中』を選んだ理由の一つは、2025年12月に予定されている『羅生門』公演を意識しました。今後の公演にもつながるような作品を選ぶことで、劇場の活動に一貫性を持たせたいと考えました。

稽古の様子(戸澤亮さん=左)

── 現在稽古が進んでいると思います。俳優の皆さんは公演中止の知らせを受け、あらためて再出発のような形で稽古が再開したと思いますが、現在の稽古の様子、創作の進捗を教えてください。

菅原永二さん(以下、菅原) 時間がない中での稽古ですが、やっぱり作品を作っていく過程は面白いです。

今回はダブルキャストで、相手役も日によって変わるのですが、もちろんそれぞれ違いますし、もっと時間があれば!と思いますね。

── 芥川2作品は、朗読という形式での上演になりますね。

菅原 以前、東京で朗読劇『桜の森の満開の下』(作:坂口安吾)を上演したのですが、そこで朗読の奥深さを体感しました。

朗読は、演劇みたいに表情や身体の動きがあるわけではないので、演者の語りを聞きながら、お客さんは頭の中で物語を想像し組み立てていくんですね。たとえば色だったり。そこに音楽が加わってさらに想像が膨らんだり。

朗読だからこそ伝わるものってやっぱりあって、見る人によって一番印象に残ったシーンも違うんですね。

今回も芥川2作品ありますけど、お客さんはどういう捉え方をするのか、楽しみですね。小説を読んだことがある人も、読んだことがない人も楽しみにしていただきたいです。

── そうですね。戸澤さんはいかがですか。

戸澤亮さん(以下、戸澤) 菅原さんが言ったように、短い期間での稽古は楽しくもあり、とにかくがむしゃらって感じです。

特に別役作品は二人芝居なので、 『そして誰もいなくなった』で本来やるはずだった役のセリフ量よりも多いくらいなんです。 不条理劇ということもあり、セリフが直感的じゃないというか、表現があっているかわかんないですけど、まどろっこしいというか、覚えにくかったりします。

菅原 何回も同じことを繰り返し言ってるんですよね。

戸澤 そうなんです。「あれ言ったっけ? この話」みたいな状態に…。すでに言ったセリフを言っちゃったり、数ページ先のセリフを言っちゃったりする。

菅原 そう、体に馴染ませるまで時間かかりますよね。

戸澤 やるしかないなって感じです。

── 観るお客さんにとっては、その俳優の負担感も面白く見えるかもしれないですね。

戸澤 そうですね(笑)。 やはり実際にチケットを買ってくださってるお客さんがいらっしゃるということは大きいです。もともと上演するはずだった作品が公演中止になってしまったとき、僕たちはお客さんのことを一番に考えなきゃいけない、そのケアをしなきゃいけないなと思います。

代替公演をやるとしても、お客さんはもちろん『そして誰もいなくなった』が観たかったわけですし、この役者さんを見たいと思っていても、代替公演にその役者さんが出ないっていうことにもなってしまっている。僕は、そういったお客さんの心を少しでも救えたらいいなと思っています。

そのために何ができるか考えた時に、もうその期間はスケジュールを押さえてあるし、代替公演ができるならやらない手はないと僕は思いました。だから、そのお客さんのことを想って、一生懸命真摯に稽古に取り組む日々ですね。

稽古の様子

歩みを止めないこと

── 今回の代替公演、これから観に行こうと思っている方や、観るか迷っている方に向けて、何か伝えたいメッセージはありますか。

戸澤 公演中止からの代替公演ということで、この記事全体も暗い感じになってしまっているような気もするんですけど、そうなっててもしょうがないというか、やるしかない、といった思いです。

でもやっぱり僕は創作が好きです。個人的には、別役作品や朗読劇に挑戦するのも初めてなので、 一人の役者としてはすごく楽しみにしています。迷っている方がいらっしゃいましたら、ぜひ劇場に足を運んでいただきたいです。

菅原 そうですね。『そして誰もいなくなった』を楽しみにしていたお客さんもたくさんいらっしゃると思うんですけれども、装いを新たに作品を考えて作っておりますので、応援していただけたら嬉しいです。

みんなで必死になって作った作品になると思うんですよね。僕は東京から来ていますんで、こういう人もいるんだと北海道の方にお見せしたいと思っています。

納谷 菅原永二さんは東京のトップランカーの俳優で、札幌の俳優もめちゃくちゃ刺激を受けています。演技力だけでなく、稽古への向き合い方から、僕も含めてとても勉強になっています。

やっぱり僕は、本当に申し訳ないという思いでいっぱいです。もちろん『そして誰もいなくなった』を楽しみにされていた方にとって“代わり”にはならないかと思いますが、創作者としては、作品は変わったけれども、札幌の俳優と東京のトップランカーの俳優との共同創作は意味があるのかなと思いますし、それを楽しみに少しでもたくさんのお客様に観ていただけたら嬉しいです。

芸術監督の役割としては、なんとか劇場を止めない方法を考えます。 もちろんそれによって、いろんな人を傷つけたり、いろんな人にご迷惑をかけたりすることがあると思います。ただ、今僕にできることは何かと考えると、やっぱり劇を作ることしかないんだろうと思うんですね。その歩みを止めないことが、この代替公演の一つの意味でもあります。

ジョブキタ北八劇場は2025年も皆さんに楽しんでいただけるようなさまざまなプログラムが準備していますので、ぜひ楽しみにしていただけると嬉しいです。劇場でお待ちしております。

(2025年2月某日)

公演情報

ジョブキタ北八劇場主催公演 『そして誰もいなくなった』代替公演

不条理劇×日本文学
【演劇】別役実 と【朗読】芥川龍之介

日本の不条理劇の礎を築いた別役実の2作品、近代日本文学を代表する文豪のひとり芥川龍之介の2作品をお届けします。

別役実の「いかけしごむ」「眠っちゃいけない子守歌」の2作品を<演劇>で、そして芥川龍之介の「蜘蛛の糸」「藪の中」の2作品を<朗読>でお届けします。


なお、本公演は同期間に上演予定だった『そして誰もいなくなった』の代替公演となります。『そして誰もいなくなった』公演の中止につきまして、多くの皆様にご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。

上演作品

演劇 別役実作品
 「いかけしごむ」
 「眠っちゃいけない子守歌」

朗読 芥川龍之介作品
 「蜘蛛の糸」
 「藪の中」

【ご観劇予定のお客様へ】
今回の演目には、一部に過激な描写(暴力、暴言等)が含まれていますが、別役実と芥川龍之介という二人の作家が生み出した名作の精神を尊重し、ほぼ原作に忠実に近い形でお届けいたします。観劇に際してご不安な点がある場合は、どうぞ事前にお問い合わせください。

日程

2025年3月8日(土)〜3月23日(日)全20ステージ

3月8日(土)18:00〜
3月9日(日)13:00〜/18:00〜
3月11日(火)19:00〜
3月12日(水)14:00〜★/19:00〜
3月13日(木)19:00〜★
3月14日(金)19:00〜★
3月15日(土)13:00〜/18:00〜
3月16日(日)13:00〜/18:00〜
3月18日(火)19:00〜 
3月19日(水)14:00〜/19:00〜
3月20日(木・祝)14:00〜 
3月21日(金)19:00〜
3月22日(土)13:00〜/18:00〜
3月23日(日)13:00〜

※公演を予定しておりました「そして誰もいなくなった」の公演スケジュールと同様の日時となっております

★=アフタートーク開催回
※開場は開演30分前 ※チケット受付開始は開演45分前 ※全席指定

会場

ジョブキタ北八劇場
(札幌市北区北8条西1丁目3番地「さつきた8・1」2階)

キャスト

五十嵐みのり
菊地颯平
小林エレキ
坂口紅羽
柴田智之
菅原永二
戸澤亮
納谷真大
明逸人
森上千絵 (五十音順)

チケット

前売・当日共通〔全席指定〕
・一般:4,000円

※「そして誰もいなくなった」公演のチケットをご購入済みお客様で、チケットお振替にて本公演をご観劇の方には、当日劇場窓口にて差額の500円をご返金いたします。

・学生:2,000円
・中学生以下:1,000円

※すべて税込。 ※未就学児入場不可。 ※学生の方は学生証をご提示ください。 ※車椅子でご来場の方は事前に劇場までご連絡ください。

スタッフ

原作:別役実、芥川龍之介
演出:納谷真大

照明:手嶋浩二郎
音響:奥山奈々(Pylon Inc.)、石井悠貴
舞台監督:上田知
技術監督:伊藤久幸
演出助手:小野寺愛美、坂口紅羽
ドラマアドバイザー・映像:蓑輪俊介(murmur)
衣装:上總真奈
小道具:菊地颯平

プロデューサー:小島達子
宣伝協力:岩田雄二
制作:猪俣和奏、梅原たくと、笠島麻衣
票券:澤田未来
宣伝美術:本間いずみ
写真撮影:クスミエリカ

制作協力:tatt Inc.
協力:ELEVEN NINES、スガワラエイジェンシー、富良野GROUP

主催:一般財団法人田中記念劇場財団(ジョブキタ北八劇場)

ネーミングライツ企業:ジョブキタ

オフィシャルパートナー:伊藤組土建株式会社、大和ハウス工業株式会社、大和ハウス工業株式会社・住友不動産株式会社・東急不動産株式会社・株式会社NIPPO 共同企業体、大成建設株式会社、株式会社インサイト、JBEホールディングス株式会社
パートナー:株式会社札幌振興公社、東京建物株式会社、スターツコーポレーション株式会社、株式会社あいプラン

お問い合わせ

一般財団法人田中記念劇場財団(ジョブキタ北八劇場)

E-mail:office★tmtf.jp (★を@に変更ください)
電話:011-768-8808 または、070-9358-9374(月〜金(祝日除く):10時〜17時)

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北海道演劇を下支えする「宣伝美術」に灯を。「らてるね賞2024最終候補作品展」の開催https://d-sap.com/16820/Fri, 28 Feb 2025 00:33:06 +0000https://d-sap.com/?p=16820

2025年3月3日(月)から9日(日)まで、札幌市教育文化会館ギャラリーにて「らてるね賞2024最終候補作品展」が開催されます。 本展は、北海道の演劇文化を支える宣伝美術(フライヤーデザイン)の優れた作品を称える「らてる ... ]]>

2025年3月3日(月)から9日(日)まで、札幌市教育文化会館ギャラリーにて「らてるね賞2024最終候補作品展」が開催されます。

本展は、北海道の演劇文化を支える宣伝美術(フライヤーデザイン)の優れた作品を称える「らてるね賞」の一環として行われるものです。

らてるね賞とは

「らてるね賞(北海道演劇宣伝美術賞)」は、演劇の告知ツールとして重要な役割を果たすフライヤーデザインにスポットを当て、その芸術性と表現力を評価する賞です。

演劇作品の魅力を伝えるフライヤーは、観客との最初の接点であり、劇場へ足を運ぶきっかけとなる重要なツール。その制作者たちを讃えるため、2012年に故・伏島信治氏によって創設されました。

5年ぶりの再開

2019年度以降、感染症の影響で休止していた本賞ですが、新たな体制のもと2024年に再始動。北海道演劇界の活性化を目的に、再びフライヤーデザインの優れた作品を顕彰します。

らてるね賞2024最終候補作品展

北海道内の各劇場の協力を得て収集された演劇チラシの中から、第一次選考を通過した116点を展示。演劇の世界観や魅力を視覚的に伝える作品が一堂に会します。

日時

2025年3月3日(月)〜9日(日)

3日(月)14:00〜21:00
4日(火)10:00~21:00
5日(水)10:00~21:00
6日(木)10:00~13:00、18:00〜21:00
7日(金)10:00~21:00
8日(土)10:00~21:00
9日(日)10:00~16:00

3月6日(木)13:00〜18:00は最終審査会のためクローズしております。18:00に展示を再開し、授賞作品を発表します。

会場

札幌市教育文化会館 ギャラリー(4F)
札幌市中央区北1条西13丁目
TEL: 011-271-5822

入場料

無料

サポートのお願い
らてるね賞は、みなさまのご協賛によって成り立っております。本賞の趣旨にご賛同いただける方は、次の寄付フォームよりご協賛をご検討くださいますようお願い申し上げます。(少額からの協賛も可能です。)
寄付フォーム | 任意団体 らてるね賞実行委員会 Webで手軽に決済可能なオンライン寄付フォームです。syncable.biz

これまでの展示会の様子

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主催:らてるね賞実行委員会
共催:札幌市教育文化会館(札幌市芸術文化財団)

お問い合わせ

らてるね賞実行委員会
実行委員長:北村清彦
実行委員:飯塚優子、斎藤歩、山口祐佳
事務局:札幌舞台芸術制作協議会(事務局長:佐久間泉真)

お問い合わせ
メール:info@sapporoseek.art(らてるね賞実行委員会 事務局)
最新情報は、各種SNS(XFacebookInstagramnote)で発信中。

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【3/1-2】劇場の情報保障セミナー(劇場関係者向け)https://d-sap.com/16799/Wed, 05 Feb 2025 17:57:35 +0000https://d-sap.com/?p=16799

2025年3月1日(土) 14:00~18:002025年3月2日(日) 13:00~17:00 札幌市教育文化会館 研修室 401 【一日目】3月1日(土)13:30 受付14:00 開講14:00~15:40 講座1 ... ]]>

日本国内の舞台芸術公演で障害者への情報保障・サポートを推進しているシアター・アクセシビリティ・ネットワーク(TA-net)のご関係者を招聘し、劇場や音楽堂における情報保障・サポートに関するセミナーを開催します。このセミナーを機に、市内の劇場や音楽堂、劇団関係者がそれぞれの対応を振り返り、情報保障やサポートを意識した舞台作品や事業の制作を広げていくことで、あらゆる市民がいつでも舞台芸術を享受できるようになることを目指す第一歩とします。
また、 聴覚障害者との交流をテーマとした演劇ワークショップや参加者とのディスカッションも併せて開催します。

※情報保障(じょうほうほしょう)とは、障害のある人が情報を入手する際に必要なサポートを行うことで、情報を提供することを言います。主に、視覚障害者と聴覚障害者への配慮として用いられます。

※今回は、公共施設の関係者が聴覚障害者向けのワークショップを実施する際に、準備すべき事項を考えることを目的としています。

日時

2025年3月1日(土) 14:00~18:00
2025年3月2日(日) 13:00~17:00

会場

札幌市教育文化会館 研修室 401

内容

【一日目】
3月1日(土)
13:30 受付
14:00 開講
14:00~15:40 講座1<プレゼンテーション>
【イントロダクション】情報保障について
発表者:廣川 麻子(TA-net理事長)
聞き手:櫻井 幸絵(演出家・劇団千年王國)
16:00~18:00 講座2<情報保障を用いた演劇ワークショップ>
手話通訳者が聴覚障害などがある方、そして障害のない方が一緒にな って楽しむ演劇ワークショップのあり方を考える
ファシリテーター:櫻井 幸絵
※参加者との質疑応答もあわせておこなう。

【二日目】
3月2日(日)
12:30 受付
13:00 開講
13:00~14:40 講座3<舞台芸術の情報保障 事例編>
【基調講演】聴覚に障害のある方との舞台芸術を活用した事業の取組
発表者:岸本 匡史(アーツカウンシル東京)
聞き手:小澤 櫻作(音楽プロデューサー)            
15:00~17:00 講座4<講座まとめ>
司会:小澤 櫻作  
パネラー:岸本 匡史
桑原 和彦(札幌市教育文化会館 事業課)
※参加者との質疑応答もあわせておこなう。

講師

廣川 麻子(TA-net理事長)
1994年、日本ろう者劇団に入団。2009年9月から1年間、英国Graeae Theatre companyを拠点に研修。日本でも観劇サポートを広めたいと「みんなで一緒に舞台を楽しもう」を合言葉に2012年、観劇支援団体シアター・アクセシビリティ・ネットワークを設立。2018年より東京大学先端科学技術研究センター当事者研究分野ユーザーリサーチャー/特任研究員として、舞台芸術を中心とした情報保障を社会実装しながら研究中。

岸本 匡史(アーツカウンシル東京)
2012年より豊島区立の劇場「あうるすぽっと」にて舞台、展示、WSなど企画制作、障害のある方との共同制作、劇場でのアクセシビリティなど手がける。特定非営利活動法人舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)元理事、特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク(TA-net)元理事を経て、現在、アーツカウンシル東京シニアプログラムオフィサーを務める。

小澤 櫻作(音楽プロデューサー)
竹田市総合文化ホール グランツたけた チーフプロデューサー。アルカスSASEBO アドバイザー。横手市民会館 管理運営アドバイザー。
2008年から2013年 まで、アフィニス文化財団に所属し、事業部部長として主に飯田市で開催されてきた「アフィニス夏の音楽祭」を担当。(一財)地域創造「公共ホール音楽活性化事業」チーフコーディネーター として全国各地の公共ホールを支援。(2011年~2023年) 平塚文化芸術ホールの管理運営アドバイザー。令和4年度徳島文化芸術ホール(仮称)管理運営計画検討委員。令和4年度次期「長野県文化芸術振興計画」策定に係る有識者懇談会の構成員。令和5年度長野県県立文化施設指定管理者制度選定会議構成員。令和4年度〜5年度飯田市新文化会館整備検討委員。

櫻井 幸絵(劇団千年王國主宰、劇作家、演出家、俳優)
劇団旗揚げからほぼ全作品の脚本・演出を担当。近年は市民ミュージカルや子供オペレッタの演出、NHK・BSプレミアムドラマの脚本など幅広く活動中。
出産、育児中も創作活動を継続できるシステムづくりや、自らもLGBTQ当事者として社会的障害を描いた作品の制作、アーティストによる悩み相談窓口「吐き出し喫茶」を運営している。

特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク
聴覚障害のある当事者が中心となって、演劇愛好者、手話関係者、演劇人とともに観劇サポートの啓発、情報発信、支援者育成に取り組んでいます。 2014年度から、視覚障害の方へ、2018年度から盲ろう(視聴覚二重障害)の方へと広がっています。近年は文化庁からの受託事業を展開しています。

主催:札幌市教育文化会館(札幌市芸術文化財団)
助成:一般財団法人 地域創造
後援:札幌市、札幌市教育委員会

入場料・お申し込み

500円(1日の参加料金)

※2日間/1,000円
※セミナー開始前に受付にて各日お支払いいただきます。
※お釣銭のないようご用意ください。

募集人数:20名(各日、先着順)

<対象>劇場関係者向けですが、どなたでも参加できます。(未就学児童入場不可)
<申込期間>2月4日(火)~2月28日(金)
<申込方法>専用の申込フォームから申し込みください。

申込フォーム

お問い合わせ

教育文化会館 事業課 011-271-5822(9:00-17:00)

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【2/15-16】「もうひとつの声」HAUSが演劇(みみつぼ)をやってみるhttps://d-sap.com/16791/Wed, 05 Feb 2025 16:41:15 +0000https://d-sap.com/?p=16791

2025年2月15日(土)16時開演2月16日(日)16時開演両日とも開場は15時40分となります。 三〇一会館(札幌市東区北20条東1丁目2-41前田ビル301号室) HAUS(奥村圭二郎、櫻井ヒロ、戸島由浦、箱崎慈華 ... ]]>

2019年、北海道のアーティストの働き方とそのプライドに関しての勉強会が、HAUSの始まりでした。やがて「なんだか困ってる」と声をかけられ、以来、60人ほどのアーティストの相談や苦労話を聞き、より快適な方向へ近づくために、その人だけの一品料理をこさえてゆくような支援活動をしています。そんなHAUSが、活動のレポートでは掬えきれない日々の光景を、演劇を通して視聴嗅覚触の五感化というか、直感も含め立体化を試みようということで、さあさあ、お立ち会いです。

日時

2025年
2月15日(土)16時開演
2月16日(日)16時開演
両日とも開場は15時40分となります。

会場

三〇一会館(札幌市東区北20条東1丁目2-41前田ビル301号室)

出演

HAUS(奥村圭二郎、櫻井ヒロ、戸島由浦、箱崎慈華、羊屋白玉)
DJ倒木

チケット

一般:2500円

※生活保護の方は無料です。申し込む際に、チケット種別からお選びください。または、 hello[a]haus.pink へご連絡ください(メールアドレスの「[a]」は、「@」に置き換えて送信してください)。

主催:HAUS(Hokkaido Artists Union Studies)
助成:生活クラブ福祉基金
イラスト・ロゴ:OCTOPUS BOY

お問い合わせ

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【WS参加者募集】ソウサクの断片/vol.2 ダンス・パフォーマンス的グループ モモンガ・コンプレックスhttps://d-sap.com/16780/Sun, 19 Jan 2025 13:34:26 +0000https://d-sap.com/?p=16780

白神ももこを中心としたダンス・パフォーマンス的グループ。2005年に活動開始。普段の生活の中の些細なできごとや個人史、小さな願望などに着想したダンスを用いた作品を発表している。一見シンプルでくだらないとされてしまうことに ... ]]>

北海道内で活動する俳優・ダンサー・音楽家・画家などの表現者がより自由に豊かに創作するためのワークショップ。
今回は身体やモノと交流しながら日頃見過ごされてしまうような小さな興味や気づきから創作をしてみます。自身にとってのソウサクってなんだろう、北海道に住みながらソウサクしていくってなんだろうを「今」の身体で感じながら探ってみませんか。

主催:万幌
共催:NPO法人コンカリーニョ

アーティスト

招聘アーティストグループ:モモンガ・コンプレックス

白神ももこを中心としたダンス・パフォーマンス的グループ。2005年に活動開始。普段の生活の中の些細なできごとや個人史、小さな願望などに着想したダンスを用いた作品を発表している。一見シンプルでくだらないとされてしまうことに物事の本質があるという哲学で、親しみやすさと人生の深みが共存した作品を得意とするコンテンポラリーダンス界の本気で呑気な異色グループ。
団体HP:https://momongacomplex.info/
INSTAGRAM:https://www.instagram.com/momonga_complex/

一緒にソウサクする人:塙睦美(モモンガ・コンプレックス)

3歳よりクラシックバレエ、16歳よりコンテンポラリーダンスを学ぶ。お茶の水女子大学文教育学部 芸術・表現行動学科 舞踊教育学コース卒。在学中より白神ももこ主宰 モモンガ・コンプレックスのメンバーとして活動を始め、フェスティバル/トーキョー20参加作品『わたしたちは、そろっている。』、キラリふじみダンスカフェスペシャルコラボレーション『幻想曲』等、複数公演に出演。カンパニー外では近年は小野寺修二、三橋俊平、加藤理愛らの作品に出演。大学同窓の大月侑との即興研究企画「study’s」やダンスグループNTMDでも活動。

こんにちは!モモンガ・コンプレックス メンバーの塙睦美と申します。モモンガ・コンプレックスは、主宰の白神ももこを中心に現在8名で活動しているダンス・パフォーマンス的グループです。カンパニーの創作では、日頃見過ごされてしまうような小さな興味や気づきに光を当て、拾い上げていくプロセスが特徴的です。

今回のワークショップは、からだを使って周りのヒト・モノ・出来事と接続(リンク)しながら、「創作」を実験する時間にしていきたいと考えています。自分や相手の呼吸、相手との間合いなどの瞬間瞬間の移り変わりを感じながら、からだを使った新しい見方、新しい「楽しい!」を一緒に探せたら嬉しいです。
皆様とお会いできるのを楽しみにしています!

開催概要

日時

2025/1/22(水)19:00-21:30
※15分前からご入室いただけます。

会場

ターミナルプラザ ことにパトス

札幌市西区琴似1条4丁目 地下鉄東西線琴似駅B2F

参加料・お申し込み

3,000円
※当日ワークショップ受付にてお支払いください。

お申し込みはこちら

主催:万幌からのラブレター

昨年度、東京のワークショップでむっちゃん(塙さん)と知り合い、モノの扱いや相手との身体の関わり方や人との距離感にとても共感し、理屈を聞いて「何それ、すごいー」となった方です。モモンガ・コンプレックスのメンバーだと伺っていたので、いつかどこかでご一緒できたらなーと思っていました。別現場でお会いしたモモンガ・コンプレックスさんの制作担当の方へモノや人とのコンタクトの創作ワークショップの依頼したところ、むっちゃんをご紹介いただき、あの時感じた「何それ、すごいー」を実際に身体を動かしながら一緒に創作できるのかと今から楽しみにしています。きっと面白い創作になるんじゃないかなと思っています。是非たくさんの方と創作できたら嬉しいです。

お問い合わせ

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