ローソンチケット 上野尚徳|みんなで創る札幌演劇シーズン2018-夏

札幌で生まれた名作を一ヶ月間毎日上演する「札幌演劇シーズン2018-夏」が、7月28日からスタートします。数々今回も素敵な作品が目白押しです。

シーズン開催にともない、d-SAPでは札幌演劇環境において重要な役割を果たす様々な方へインタビューします。第一弾となる今回は、札幌演劇シーズンのチケットを取り扱っているローソンチケットの上野尚徳さんにお話しを伺いました。


参考
札幌演劇シーズン2018-夏 公式サイト

札幌演劇シーズンを知ってもらうために

ー 普段札幌演劇はご覧になられますか。

初めて観たのは、札幌演劇シーズン2017-冬で上演された千年王國『狼王ロボ』です。その後も演劇シーズンで上演するものはNEXTAGEや弦巻楽団、「北海道高校演劇 Special Day」で上演した余市紅志高校『おにぎり』などを観ました。

 

ー 魅力的な俳優はいましたか。

弦巻楽団『ユー・キャント・ハリー・ラブ!』に出ていた、教授役の永井秀樹(青年団)と、ラジオパーソナリティの岩杉夏(ディリバレー・ダイバーズ)が素敵でした。演技はもちろん、雰囲気も役にハマっていて、すごく面白かったんです!

上演作品からご贔屓の俳優さんを見つけるのも札幌演劇シーズンの楽しみ方の一つだと思います。

 

ー 上野さんが札幌演劇シーズンに関わることになった経緯を教えてください。

僕が札幌に来たのは2年前だったのですが、ローソンチケットとしては当時から関わりがありました。それまでは東京で演劇のチケット販売の営業担当をしていたのですが、こちらに来てから札幌演劇シーズンを知りました。

公式サイトを見て面白そうな企画だなと思ったのですが、チケットの販売告知をもっと幅広く押し出すことで、より多くのお客様に興味をもっていただけるんじゃないかっていう印象を持っていました。

 

ー チケット販売に関して、シーズン参加劇団に期待することはありますか。

みなさんすでにされていると思うのですが、劇団側からも、積極的に舞台の情報を配信していってほしいと思います。私たちサポート側と参加劇団側で一緒になってシーズンを盛り上げようとすれば、もっと「札幌演劇シーズン」というワードがポピュラーなものになって新しいお客さんも増えていくと思っています。

 

ー 札幌演劇シーズンに対する想いを教えてください。

演劇シーズンは、初めての演劇鑑賞の入り口に最適な企画だと思います。これがきっかけで演劇を好きになった人は、これからも色々なお芝居を観ることができる。

過去の名作を上演するっていうのが良いですよね。まずは演劇シーズンで、一回お芝居に触れてみて欲しいです。

 

ー ではやはり、踏み出すために宣伝は大事になりますよね。

そうです。僕は20年前からチケットを売る仕事をしてきましたが、その当時に比べたら、今はインターネットがありますから、お金をあまりかけずに工夫次第で様々な宣伝ができる。インターネットがなかった時は演劇専門誌や折り込みチラシ、口こみ頼みでしたから。演劇専門誌は札幌にはないですよね。それも一つの方法だと思います。

しかし、今時分、雑誌を売るのはなかなか大変なので、インターネット、SNSなどを活用するノウハウを勉強するほうが得策ですよね。届けたい人に効率的に情報をお届けできますし。

 

ー 最後に、この記事を読んでいる方にメッセージをお願いします。

これまで演劇を観たことのない人にとっては、劇場に行くことは本当にハードルが高く感じると思います。でも一度でいいから、一歩足を踏み入れて観てもらうと、これが趣味になり得るくらいの魅力があるものなんです。

まず、札幌で面白い演劇を見られる機会は札幌演劇シーズンです。各作品1週間上演しているので都合もつけやすいですしね。少しでも興味があれば、シーズン参加作品のどれか1つでも挑戦してみてください。ハマったら抜けられなくなりますよ!(笑)

チケットを買う

トロイアの女たち』 Lコード:15001
象じゃないのに…。』 Lコード:15002
12人の怒れる男』 Lコード:15003
アピカのお城』 Lコード:15004
センチメンタル』 Lコード:15005
MEMO

ご希望の作品名をクリックするとローソンチケットのチケット購入ページにリンクします。チケットは、ローソン店内Loppiでもお買い求めいただけます。