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バラエティ豊かな作品が集結!札幌演劇シーズン2019-夏のラインナップ発表

2018年10月16日に、札幌演劇シーズン公式Twitter(@engekiseason)から「札幌演劇シーズン2019-夏」のラインナップが発表されました。

過去に評価の高かった特別な5作品との再会に期待が高まります。このページでは、それぞれの作品の概要や初演時の感想等をまとめます。

作品のあらすじと初演時の感想

劇団新劇場「二人の長い影」

トップバッターは、2010年に劇団新劇場50周年記念公演として上演された「二人の長い影」。「岸辺のアルバム」や「ふぞろいの林檎たち」など数々のヒットドラマの脚本を務めた山田太一さんの作品です。

戦争によって引き裂かれた男女の物語を、新劇場のあたたかい演出で豊かに描きます。過去の戦争による傷と、老いた二人が暮らす現代の景色を、巧みに織り交ぜながら展開されるストーリーにも注目です。

2010年の初演では、札幌市民芸術祭大賞を受賞。感動の結末に多くの観客が涙しました。

過去の名作をもう一度…これぞ演劇シーズンの醍醐味です。脚本を読んでおきたい方は、下のボタンをクリック。

野村大ひとり芝居傑作選

札幌の一人芝居といえばこの方、野村大さん!

これまでBLOCHで「野村大ひとり芝居傑作選」として数々の一人芝居を上演し、多くの伝説を残してきました。いつからか、彼のことをミスターロンリーと呼ぶ人も。

以前から野村大さんの演劇シーズン参加を期待する声はありましたが、今回満を持しての参加ということで、SNS上には多くの喜びの声であふれました。

風蝕異人街「青森県のせむし男」

演劇シーズンの常連となった風蝕異人街がレパートリー作品として上演するのは、2015-夏の演劇シーズンで初日前全ステージ完売という偉業を達成した「青森県のせむし男」。札幌演劇界にその名を轟かせました。

男・女という性の情念、親・子の歪んだ愛、生・死の喜びと悲しさ。せむし男は何を思い、何を言うのか。寺山修司の代表作を、風蝕異人街らしさ全開で表現します。

初演はシアターZOOでしたが、今回はレパートリー作品ということで、かでる2・7での上演!

以下は、シーズン2015-夏のときのゲキカンの一部の抜粋です(http://s-e-season.com/2015_summer/gekikan/semushi.html)。

久しぶりに美しい演劇を観た。鋼のように力強い台詞回し、そして役者から発せられる言葉は、日本語はかくも美しかったのかと、言葉の錬金術師の異名を取った寺山修司のテキストを聞いた。

ドラマラヴァ― しのぴー さん

空気と衝撃、面白いというよりも、不思議な感覚が先行する。感じるものだから、観た人にしかわからないものではあるが、私は魅了された。

塩田蒼唯 さん(当時高校2年生)

弦巻楽団「ワンダー☆ランド」

こちらも演劇シーズン常連、弦巻楽団が上演するのは16年前初演の「ワンダー☆ランド」。2018-夏シーズンの「センチメンタル」に続いて、弦巻啓太さんの若かりし頃の作品です。

登場人物50名を超える、大スケールの熱く暑い一大エンターテイメント。とある港町を舞台に、様々な背景を持つ人々が入れ替わり立ち替わりで舞台を駆け巡る…!

初演が16年前ですので、キャストも一新されることが予想されます。この夏、みなさんでコンカリーニョをアツくしましょう!

札幌座「シンデレラ」

初演時の舞台の様子(札幌座Facebookより)

トリを飾るのは今年5月に上演された札幌座「シンデレラ」。シアターZOOが子どもでいっぱいになる「劇のたまご」企画で上演されました。

誰もが一度は読んだことのある「シンデレラ」の舞台版を子ども向けに楽しく愉快に描いています。お父さんもお母さんも小さな子どもも、みんなで一緒に劇場へ!シンデレラたちと一緒に、童話の世界をのぞいてみましょう。

子どもと一緒に作り上げる活動は、北海道新聞にも取り上げられました。札幌演劇をもっと身近に。もっとオープンに。

今月オープンしたばかりのhitaruクリエイティブスタジオでの上演となります。


簡単にではありますが、作品紹介でした。戦争モノ、一人芝居、アングラ、群像劇、子ども向けと幅広いジャンルの作品が集結する2019-夏。果たしてどのようなシーズンになるのか、今から楽しみです。

出演者等の情報は続報をお待ちください。

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