【第二弾】出場5団体紹介②|教文短編演劇祭2018連携企画

 

2018年9月6日発生した北海道胆振東部地震の影響により、公演は中止となりました。


なんと開催二週間前にして前売完売!期待が高まる「教文短編演劇祭2018」は、9月8日に開催です。短編演劇に自信のある5劇団が、今年のテーマ「オウ」に関連する短編演劇を上演し合います。

d-SAPは、教文短編演劇祭とタイアップさせていただき、今年の短編演劇祭を数倍楽しむことができるように、参加劇団の紹介や、関係者インタビューなどをお届けします!

第二弾となる今回は、札幌からの出場団体、星くずロンリネス、Gフランケン、秘密結社デスボルトハリケーン(劇団)のご紹介です!

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星くずロンリネス

前回王者「星くずロンリネス」。これまで様々な短編演劇を作り続けている実力集団です。短編演劇祭2014「キンチョーム」という作品で初優勝したのち、2015で準優勝、2017で二度目の優勝。今回2018で三度目の優勝を目指しています。

結成は2010年。当時、北海学園大学演劇研究会に所属していた上田龍成さんが「芝居をより身近なものにしたい」と立ち上げたユニットです。上田さんが全作品の脚本をつとめ、芝居を見たことがない人でも取っつき易いキャッチーなプレイスタイルと、言葉遊びや映像を使った無数の星のような小ネタが特徴です。

「白衣の女王 -ホワイトクイーン-」

作品あらすじ

人気医療漫画「ホワイトクイーン」にまつわる3つの話。作者はバッドエンドしか描けなくなり、ファンの男は彼女から浮気を疑われ、漫画のモデルとなった外科医はミスをキッカケにオペが出来なくなっていた。

ー 先生、僕の妻を助けて下さい! 白衣の女王はハッピーエンドを生むのか?

今回上演する作品「白衣の女王 -ホワイトクイーン-」は、上田さんがずっと書きたいと思っていた作品とのこと。これまでの星くずロンリネスのエッセンスが随所に入っています。

短編演劇に強い思い入れのある星くずロンリネス。その魅力をぜひ劇場で味わっていただきたい!!

上田龍成さんよりメッセージ
僕は教文短編演劇祭に演劇人生を救われたと思っているので、教文短編演劇祭への思い入れが凄まじいです。そこだけは誰にも負けないと思います。

今年もお客様に楽しんでもらえる作品が出来上がりました!最高に楽しんでもらって、その上で優勝したいと思います!


参考
星くずロンリネス公式サイト

Gフランケン

「Gフランケン」は、クラアク芸術堂内のユニットの一つで、札幌にナンセンス・ホラー、ナンセンス・コメディーの礎を築き、金字塔を打ち建てまくることを目標としています。2017年1月に、劇団アトリエがクラアク芸術堂と名前を変えた際に結成されました。

最初の公演は、一年前の教文短編演劇祭2017。事前台本審査を1位通過しその名を轟かせましたが、2度目の出場となる今回は一体どんな「ナンセンス」を見せるのか…!期待が高まります。

「究極の告白」

作品あらすじ

ある日女は男に公園へ呼び出される。 用件は知ってる。愛の告白だ。 ああ嫌だ。ただ美味しい料理とか食べさせてくれるだけで良かったのに。おごりで。 公園にやってきた男の告白を断る女。 だが男は付き合えない理由を次々と解決し、理想の男となっていく。 狂気の愛に追われる女と一途に「追う」男を描くコメディホラー。

代表の伊達昌俊さんに作品の魅力をうかがったところ「ゴリゴリの男達のコメディからのシュールホラー展開」に注目していただきたいとのこと。筋骨隆々の強そうな男が逃げているホラーが一番怖い!と言いつつ、一番強そうな伊達さんご自身は女性主人公だというのだから、一体何が何だかわかりません。これは劇場で見るしかありません…!

伊達昌俊さんよりメッセージ
我々Gフランケンは泥船ですが巨大な船です!そう簡単には沈みません。それこそ教文短編で優勝するまでは!みなさんもこの巨大な泥船に乗りGフランケンの世界をお楽しみ下さい。

まあ私だったらそんな船いくらデカくても乗りませんけどね!!


参考
Gフランケンクラアク芸術堂 公式サイト

秘密結社デスボルトハリケーン(劇団)

次に紹介するのは、謎の多い集団「秘密結社デスボルトハリケーン(劇団)」。今回の教文短編演劇祭出場に向けて結成された、もっとも若い劇団です。今年のテーマが「オウ」だと知ったときから台本のアイデアが浮かび、せっかくならと思い応募されたそうです。

目指すは「とにかく面白いを追求する団体」。まさにダークホース!果たしてどのような短編演劇を披露するのでしょうか。

「伸ばした手の先」

作品あらすじ

会社の昼休み、屋上。男が1人。「おう」「おう」高校時代つるんでいたアイツの声。あの時と変わらない、他愛のない会話。あの時からずっと続いている、負い目、引け目。消えない後悔、自己嫌悪。これは、僕とアイツが友達になる物語。

上演作品「伸ばした手の先」は、後ろ向きで弱っちい人間が何かを求めて必死にもがく姿、そのような人間の美しさを描いています。 いつか誰かが感じた想いを、作者の実体験も混じえて脚本に落とし込んでいます。

まだまだ未知が多い秘密結社デスボルトハリケーン。彼らが今年の教文短編演劇祭の番狂わせを起こすかもしれません。

竹原達裕さんよりメッセージ
この作品には、「悪役」を出していません。きっとどの役も、皆さんに気に入って頂けるかと。観ていくうちに愛着が湧くような作品になると思います。

弊社初めての作品です。多くの方に観て頂きたいです。優しい気持ちになれる作品に なっていると思います。劇場でお待ちしております!


参考
秘密結社デスボルトハリケーン(劇団)


経歴も作品ジャンルも意気込みも全く異なる3団体ですが、全ては短編演劇が面白いか否か!

「教文短編演劇祭」は9月8日、教育文化会館小ホールにて開催されます。前売券は完売しましたが、当日券も出る様です。ぜひ劇場まで足をお運びください!

お問い合わせ

札幌市教育文化会館事業課(第二・第四月曜休)
〒060-0001 札幌市中央区北1条西13丁目

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FAX:011-271-1916
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