久保栄『林檎園日記』近代戯曲セミナー開催・リーディング公演も上演

先日、札幌市中央図書館で札幌演劇シーズン参加作品戯曲の貸し出しが行われました。舞台上で繰り広げられる言葉の応酬、緻密な作品世界の構成、それらが描かれている演劇の設計図が「戯曲」です。

札幌からも素敵な戯曲が数多く生み出されていますが、演劇人ならば、過去に日本で執筆された名戯曲を読むことがどれだけ大きな経験・成長につながるかがわかるでしょう。

この度、日本演出家協会主催で『日本の近代戯曲セミナーin札幌2017』が開催されますのでご紹介します。

久保栄「林檎園日記」を読む!

このセミナーは5日間に渡って開催され、日本の近代戯曲を実際に読み、作品世界に触れ、ディスカッションや講習会、リーディング公演を通して戯曲を研究するものです。

今回のテキストは、明治時代を代表する劇作家、久保栄の『林檎園日記』です。久保栄は北海道札幌市出身であり、著名な作品に『五稜郭血書』『火山灰地』などがあります。

『林檎園日記』は1947年に東京芸術劇場第2回公演として初演。札幌市の無名作家が林檎園を経営する生活詩劇です。

セミナースケジュール

9月27日(水) 19:00〜22:00 ディスカッション
9月28日(木) 19:00〜22:00 神谷忠孝講師による講習会「久保栄と北海道」

神谷忠孝
北海道大学文学部名誉教授。北海道文教大学外国語学部教授。日本近代文学研究者。

9月29日(金) 19:00〜22:00 ディスカッション
9月30日(土) 12:00〜18:00 ディスカッション・リーディング公演に向けた稽古
10月1日(日) 13:00〜21:00 15:00〜17:00:『林檎園日記』リーディング公演(演出:がくと)
17:15〜18:00:シンポジウム(パネラー:神谷忠孝、がくと、前田透/司会:田中春彦)

 

札幌で、日本近代戯曲を5日かけてじっくりと研究する機会はそう多くはありません。良いチャンスですので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

参加費は全5日間で1000円、リーディング公演入場料は500円です。会場は全日程シアターZOOで行われます。申込は9月20日(水)までに Hokkaido.jda@gmail.com へメールにてお願いします。

明治以降の劇作家は、演劇に何を求め、何に挑んだのか。共に探ってみませんか。

お問い合わせ
Hokkaido.jda@gmail.com(セミナー実行委員)

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