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INDEPENDENT:SPR18 出演者発表|札幌4タッグと大阪招聘に期待大

4月8日、最強の一人芝居フェス「INDEPENDENT:SPR18」の出演ユニットが公式Twitterにて発表されました。今年は一体どんなソロアクトが披露されるのでしょうか…!?

このページでは、INDEPENDENTの紹介と、それぞれの作品の見どころをお伝えします。

INDEPENDENTとは

INDEPENDENTとは、2001年から大阪インディペンデントシアターを拠点として始まり15年以上の歴史を持つ一人芝居フェスティバルのことです。俳優と作演出家がタッグを組んで様々なスタイルの一人芝居を披露し競演します。

年々その規模は拡大し、2016年には二度目となる全国7都市ツアーを開催。その後も札幌、仙台、名古屋、福岡、沖縄など数多くの地域で開催されています。

札幌版INDEPENDENTは「INDEPENDENT:SPR」と名付けられ、今回で7回目の開催となります。

出演・Aブロック

『そっちは苦い川だから』天野ジロ×すがの公

札幌ハムプロジェクトの代表を務める天野ジロさん、そして同じくハムプロジェクトプロデューサーのすがの公さんのタッグ。コンカリーニョ推薦枠として上演します。演劇シーズンでも活躍され評価の高いお二人、果たしてどのような一人芝居を上演するのでしょうか。

6000年前の人類はこの世界の向こうには苦い川が流れてると思っていました。
それで「じゃ、あっちは?」と聞いたら「あっちも苦い川だ」と答えます。
ところが、わざわざ行く必要が無いところを、どこかの誰かが危険を冒してまで越えました。
そして今、世界はのっぺりと繋がってしまったのでした。

『もしも前夜』石鉢もも子×成瀬智昌×上田龍成

演劇ユニットカラフルホリデー代表の成瀬智晶さんの脚本を、ウェイビジョン代表兼星くずロンリネス主宰の上田龍成さんが演出。そして出演は同じくウェイビジョン所属の若手女優、石鉢もも子さんです。

AIとの会話を通して、主人公の恋愛模様を描いていくという現代的なお話です。機械と人間の会話を主軸にしながら、家族という存在に触れていく素敵な作品になっています。

トウコは家に帰ってくるとスマートスピーカーの「ハル」に話しかける。
「ハル、電気点けて」「わかりました」
何気ない会話が積み重なって、トウコはハルとおしゃべりをするようになる。
「好きな人がいるんだけどどうしたらいいかな」
「私にはわかりませんが」「もしも上手くいって結婚したらどうしよう」「考えが甘いですね」
月日が経って、その“もしも”が実現する前夜、トウコは、自分の素直な気持ちを打ち明ける。

『プシュケ』和田雄太郎×勝山修平 from大阪

関西を拠点に振付師・パフォーマーとして活躍する和田雄太郎さんの脚本・演出、そして同じく関西から、彗星マジック主宰の勝山修平さん主演でお届けします。

なんと全編セリフがなく、パントマイムのみで世界観を表現しストーリーを打ち出していきます。身体と音楽、そして舞台効果が一つになったその空間で、みなさんは何を感じとるのでしょうか。

宇宙には、もうほとんど誰も居なくなりました。
地球の周りを漂うゴミが増えすぎてとても危険だからです。
だから機械の彼はゴミを拾い、地球に行くための降下船を黙々と、孤独に作っていました。
黙々と。孤独に。
柱時計で目を覚まし、燃料をまるでコーヒーのように飲みながら。
言葉を使わず前編音楽と身体のみで綴るSFノンバーバルパフォーマンス。
「シロとクロ」「グラフ」とSPRに参戦し、好評を博した勝山作品が3度目のSPR登場。

出演・Bブロック

『さようならば、ばら』佐々木ヤス子×早川康介×福島大 from大阪

京都で活躍する女優佐々木ヤス子さんが主演、大阪でコメディを中心に活動している劇団ガバメンツ主宰、早川康介さんを脚本・演出に迎え、ギタリストの福島大さんの音楽が舞台を彩ります。

ある一人のストリッパー、バーバラ一九美を描いた大人な作品。歌やダンスも交え、観客ををたちまちストリップ小屋の世界に引き込んでしまいます。

ぜひ、客席で未知の体験をしてみてください。

アメリカのストリッパー、ジブシーローズ・リー。
昭和初期、彼女に憧れジプシーローズと名乗ったストリッパー、志水敏子。
そして、どちらに憧れることもなかった名もなきストリッパー、バーバラ・十九美(いくみ)。
1月9日に生まれた女が、男に語り、男に歌い、男に踊る。
哀しくも可笑しいストリップショー。
INDEPENDENT:2SSにて好評を博した「101人ねぇちゃん」の脚本演出家、早川作品が7年ぶり札幌参戦!

『デイブレイクガールフレンド』寺地ユイ×ミヤザキカヅヒサ×望月りんたろう

きまぐれポニーテールの主宰を務めながら役者としても活躍する寺地ユイさんを主演に、SPR16でも脚本を務めたミヤザキカヅヒサさん、そしてSPR17でも演出を務めた望月りんたろうさんの実力派タッグでお届けします。

寺地さんは昨年行われたLONELY ACTOR PROJECTでも好演していますので、その実力はお墨付き。その雄姿をとくとご覧あれ!

私は幸せ。いつも彼がいれば、リンリンがいれば。
私は幸せ。たまに彼と会えれば、リンリンがいれば。
私は幸せ、たとえ彼が来なくても、リンリンがいれば。
言えない思いを胸に秘め、私の夜明けは来るのかなぁ。

『猿蟹合戦』山木真綾×芥川龍之介×町田誠也

コンカリーニョ推薦枠はもう一組。芥川龍之介の小説を基盤に、クラアク芸術堂所属の女優山木真綾さん、そして劇団words of hearts主宰の町田誠也さんのタッグとなります。

普段一緒にいる印象があまりない二人ですが、芥川作品をどう一人芝居にするのか…必見です。

彼等は仇を取った後、警官の捕縛するところとなり、ことごとく監獄に投ぜられた。
しかも裁判を重ねた結果、主犯は死刑になり、共犯は無期徒刑の宣告を受けたのである。
お伽噺のみしか知らない読者はこう云う彼等の運命に、怪訝の念を持つかも知れない。
が、これは事実である。寸毫(すんごう)も疑いのない事実であるー

一人芝居という極めて特殊なジャンルを一度にこんなに見られるチャンスはなかなかありません!一人だからこそ、何も隠すことのない、全てをさらけ出して表現された舞台を是非目に焼き付けてみてはいかがでしょうか。