【札幌演劇シーズン】作品が10倍面白くなる ゲキカン!を読もう

大盛況の札幌演劇シーズン2017-冬。先日「狼王ロボ」が終演し動員数は3500人超を達成しました。

今回は、僕たちに感動を与えてくれた作品が10倍も面白くなる「ゲキカン!」についてのご紹介です。

ゲキカン!とは

ゲキカン!とは札幌演劇シーズンHPに掲載されている劇の感想コーナーです。

シナリオライターやHTBのテレビマンなど、文才溢れる方々がシーズン参加作品の感想を書いています。面白かったけど、感想を文章で表せない!というあなたの代わりに、感動を代弁してくれます。

「そうそう、そこが良かった」や「この意見は自分とは違うな」などを発見し、観劇後も作品の世界観が削がれることなく余韻に浸ることができます。

また、これから作品を観るという方にとっては、実際に観にいった生の感想を見られるので、何を観にいくかの参考にもなります。

現在掲載されているゲキカン!

現時点(2月6日)で掲載されているゲキカン!は、4名が書いた劇団千年王國「狼王ロボ」の感想。

櫻井幸絵氏の演出は、展開が見事で観る者を飽きさせない。札幌の無二の逸材だと思っている。今回のテーマはシンプルで、ファミリーで楽しめるのが魅力。ダンサー、俳優、音楽、舞台、衣装ほか、それぞれ全てコラボの相乗効果が出ていた。いいチームなのだなと明白だ。
ロボたちだけではなく大草原を駆けるバッファローやブラックバックの群れを演じたダンサーたちも素晴らしく、すべての生き物には「心」と呼べるものがあるというメッセージを力強く訴えていた。
榮田佳子。彼女ほど舞台上でうれしそうな役者を見たことがない。舞台に生きる、という言葉があるけれど、榮田佳子がまさにそうなのだろう。
もしかすると賞金稼ぎの荒くれハンターより、知恵を駆使するシートンの方がよほど残酷じゃないか!と、ふと思えてやるせなくなるのだ。

感想のひとつひとつ、感動したポイントが違ったり作品テーマの受け止め方が違ったりと、読んでいくと本当に面白いです。

こういった感想がこれからも作品ごとに掲載されていきます。ぜひ、読んでみてください。

ゲキカン!U-18

もっと札幌の中高生に演劇を観てほしいという想いから生まれたこのコーナーは、シーズン参加作品を観た中高生の感想をUPしています。

大人とはまた違った視点で観ているのかもしれません。中高生たちは名作の感動をどう表現するのか。

こちらも併せて必読です。

まとめ

観る前も観た後も、作品を10倍も楽しむことができるゲキカン!。どうぞ自分の感想と比較して読んでみてください。

中高生の方は感想を書いて、送ってみてはいかが? 質の良いものは北海道新聞の記事になることも…。

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