札幌の新たな文化芸術を支えよう|SCARTSアートコミュニケーター募集

2018年10月にオープンする札幌の新たな文化芸術の拠点「札幌市民交流プラザ」内の「札幌文化芸術交流センターSCARTS」が、「SCARTSアートコミュニケーター」を募集しています。

「SCARTSアートコミュニケーター」は、SCARTS内で行われる企画やイベントをサポートします。特別な資格は必要なく、札幌の文化芸術に関心のある18才以上の方なら誰でも応募することができます。

このページでは、「SCARTSアートコミュニケーター」の概要と、募集要項などについて紹介します。

SCARTSアートコミュニケーターの活動

「SCARTSアートコミュニケーター」は、SCARTSで行われる企画やイベントの様々なところで、スタッフとして活動します。まだオープンする前なので、詳しい活動はこれから決まってくると思いますが、広報活動やワークショップ開催のサポートなどが活動例としてあげられています。

また、「SCARTSアートコミュニケーター」によるオリジナルの企画を開催することもできます。SCARTSをどのような場所にするかを、市民が一から考えていくことができます。

活動場所は主に札幌市民交流プラザで、月2回以上の参加が求められます。活動はすべて無償となります(謝礼や交通費等は出ません)。

アートコミュニケーターのための講座

「SCARTSアートコミュニケーター」になるメリットとして、専門家による講座を無料で受けられます。これは、アートコミュニケーターとして活動するための基礎的な考え方やスキルを通じて学ぶためのものです。

公式サイトでは、主な講師として、ELEVEN NINES代表の納谷真大を含めた7名があげられています。日程もすべて公開されていますので、こちらに関心のある方もご検討ください。

募集について

募集要項等の詳しい情報は、必ず公式サイトをご覧ください。

応募条件は、講座に全て参加可能、月2回以上の活動の参加可能の18才以上(高校生を除く)の方です。チラシによると、募集人数は35名ほど。2回にわたる選考審査があります。

STEP.1
募集説明会
  • 日時:2018年6月30日(土)14:30~17:00
  • 会場:道新プラザDO-BOX(札幌市中央区大通西3丁目)
  • 定員:80名(参加費無料、事前申込制)
  • 講師:伊藤 達矢(東京藝術大学美術学部特任准教授/とびらプロジェクト・マネージャ)

「SCARTSアートコミュニケーター」に関心のある方向けの募集説明会です。講師に、東京藝術大学から伊藤達矢氏を招き、ガイダンスとレクチャーを行います。

事前申込制のため、公式サイトの申込フォームまたは往復はがきで申し込みます。締切は、6月20日(水)必着です。少しでも興味のある方は参加することをおすすめします。

STEP.2
1次審査
  • アートコミュニケーター応募用紙
  • 課題:「アートコミュニケーターに応募する動機について、その背景になっているあなたの体験を交えて述べてください。」
  • 返信用封筒1通

3つの書類に必要事項を記入し、指定の宛先に送付してください。書類のダウンロード、必要記入事項は必ず公式サイトを参照してください。受付期間は、2018年6月11日(月)~7月10日(火)消印有効です。

選考結果は2018年7月18日(水)発送で応募者全員にお知らせされます。

STEP.3
2次審査
面接審査です。2018年7月28日(土)または29日(日)に実施されます。詳細は、1次選考結果通知の際にお知らせされます。

選考結果は2018年8月10日(金)発送で2次選考対象者全員にお知らせします。

STEP.4
活動開始・講座を受講
2次審査を通過すれば、「SCARTSアートコミュニケーター」選考に合格です。札幌市民交流プラザでの活動がはじまります。

コミュニケーターが原則全員受講する最初の講座は、8月18日(土)に開催されます(全10回予定)。

まとめ

SCARTSでの活動を全面的にサポートする「SCARTSアートコミュニケーター」。活動は全て無償ですが、札幌の新たな文化芸術環境をつくることのできる素晴らしい経験となるでしょう。

d-SAPとしては、札幌演劇に関心のあるみなさまに応募していただき、SCARTSでの札幌演劇の新たな可能性が生まれることを期待しています。

応募の際には、必ず公式サイトを情報を参照してください。


参考
「SCARTSアートコミュニケーター募集」のお知らせ札幌文化芸術交流センターSCARTS